20・30代の絶対欲しい設備-なくてもいい設備ランキング
見込み入居者が部屋を決める条件は人によってさまざまです。
大家さんは不動産屋さんの営業マンからの情報や、他の物件などを参考にして、設備や仕様を自分の物件へ導入することがあるでしょう。
そうはいっても設備や仕様は高価なもの。選択にはかなり悩まされることも多いでしょう。
そこで単身者用賃貸の物件を持っている大家さんに、参考になるアンケート調査がありましたので
ご紹介します。
http://suumo.jp/edit/chintai/survey/100217/
SUUMO「注目の記事」 (2010.2.17)
↓
男性と女性に分かれているアンケート結果もあって 興味深くて面白いデーターです。
こういったアンケートは ”質問の話法”次第で回答が大きく違ってくるんですね。
今回も、リクルートさんならでの的確な質問形式で、 20代30代の人から答えを引き出しています。
あくまで首都圏のデーターですので地方の大家さんに役立つかどうかわかりませんが
じっくり時間を掛けて分析すると良いでしょう。
人それぞれの思いや志向が違うから、これを付けたら絶対に決まるという約束はできません。
ある人はコレがなくても生活できるという人もいるだろうし、また、ある人は以前使っていてコレがなかったら不便だと感じる人もいるでしょう。
恥ずかしながら、私なんか以前に「痔」の経験があり、「ウォッシュレット」という設備は絶対に欠かせません!
今の時代は、入居者は便利で豊かな生活に慣れています。
だから 少々の付加設備では、家賃を値上げする材料にはなりません。
よく、大家さんから 「これだけの設備を投資したので、何とか家賃を上げて回収したい」という相談がありますが、
こんな賃貸の不況時代ですから、家賃を上げることより「空室」を埋めるほうが先決です。
お気持ちはわかりますが空室の損失のほうが大きいですから。
あくまで 「空室対策」の延長として、付加価値的な要素だということを頭に入れて導入してくださいね。
大家さんはオーナーという立場で切磋琢磨し、常に研究を怠らないようにしなければいけません。