HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第942号〜
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2019.07.31 vol.00943
さて、
2020年の東京オリンピック・パラリンピック
開催に向けて、東京のホテル建設ラッシュが
止まりません。
政府は東京五輪オリンピック・パラがある
2020年に4千万人に増やす目標を
掲げており、訪日外国人(インバウンド)の
急増で、都内はホテルラッシュに沸いています。
また、その傾向は主要地方都市にも及んでいます。
ここ都内の小生の事務所近くのJR神田駅や
秋葉原でも、右を向いても左を向いても
ホテルのオンパレード。
建設現場の仮囲いの確認申請板を
見ると、用途「ホテル」と記載されてあり
駅を中心に数百メートルおきにホテルが
建設され次々とオープンしていきます。
また、新築ばかりでなく中古のオフィスビルを
一括借り上げするか、もしくは購入し
宿泊所にコンバージョン(用途変更)している
ホテルもあります。
数年前までは、テナントビルかレジ賃貸マンション
だったものが、ここ最近は解体も含め
土地さえ空いていればホテルや宿泊所が建設され、
中小零細を問わないで、この業界に相次ぎ
ビジネス参入しています。
参入する企業は、主に、土地持ち企業の鉄道や
不動産・デベロッパーなどが多いようです。
また宿泊料もうなぎ上りで一泊20000円
近くもするようなところがある状況で、
小生のような、ビジネスを目的とした
宿泊者や出張サラリーマンには
頭が痛い料金体系になっています。
しかし、このように相次ぐ建設計画で
いずれは、価格競争に陥りそうな気配で
巷では供給過剰を懸念する声も
出てきているようです。
東京オリンピックが終了し
何年か後にブームが過ぎ去った後、
閑古鳥が鳴くホテルも出てくるかもしれません。
インバウンドがいつまで続くのか
予想もできませんが、このビジネスはご用心です。
ブームに乗って参入した零細や中小は
大きな負債リスクを考慮しつつ
ブームが過ぎたら、いつでも撤退できる
準備も必要でしょうね。
できれば、この分野は資本力のある
大手企業に任せたほうが良いかもしれません。
それでは、
またメールしますね。