HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第909号〜
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2019.01.25 vol.00909
さて,
今年の不動産市況の予測ですが
不動産業界で不正の数々が公になるにつれて、
金融機関の銀行融資は相当厳しくなってきています。
特に、初心者の方やこれから始めようとする
サラリーマン投資家に対しては厳しくなります。
先日も信金さんや都銀、地銀さんとお話ししましたが、
「サラリーマンへの新規の融資に関しては、
原則的に出さない」とのことでした。
また、ある不動産投資系の企業さんが
「購入者はいくらでもいるのに個人に融資が
付かないので仕事が成立しない!
廃業も視野に入れている。」
と、嘆いていました。
今までは物件さえあれば
買い手はいくらでもついていたのに
あの事件(かぼちゃの馬車)以来
の金融機関の手のひら返しの態度は
酷いものがあります。
というより、審査の基準が今までが
甘すぎたということかもしれませんね。
これまでは、不動産の不の字も知らない
会社員や公務員に何億という資金を、
土地と建物という担保があることで
平気で貸し付けていたんですからね。
どう考えたって不健全ですよ。
昔は個人住宅を建てるときは
一部のみ自己資金を出し
不足分を借りるのが市井の感覚でした。
ところが、不動産投資をやる投資家はオール借金です。
いつからか、仲介手数料や登記費用などの諸費用や
投資物件を取得するための様々な経費も
全て借り入れに含め一切、自己資金を出しません。
不動産投資が自己資金を出すほど
儲からないということもありますが、
それにしても、一銭も出さないというのは
どうかなと思いますね。
私には理解できない。
ということで、今年の不動産投資市場は
相当冷え込みそうですね。
逆に、余力があって経験値の高い
投資家さんにはツキが巡ってくるでしょう。
またほとんどの投資家が融資が難しいわけですから
良質な物件が回ってくる可能性も高いので
融資の壁を難なく乗り越えられる
投資家にとっては逆風です。
いずれにしても、ビギナー投資家は
投資額の大きいレジデンス賃貸などは避けて
少額でもできる投資、たとえばトランクルーム投資や
コインパーキング、バイク駐車場など
投資額の少ない投資ビジネスへ
軌道修正したほうがいいと思います。
それでは、
またメールしますね。