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HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第835号
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                 2017.09.20  vol.00835


最近の30代、40代の住宅取得者は
住宅ローンを組む時、ほとんどの人が
35年の長期ローンを組むといいます。

この35年のローンは、私の記憶では
平成の初めごろから始まったように思います。

それまでは、住宅ローンは
20年が一般的でした。

「えっ、本当ですか?」

本当ですよ。私はダイワハウス時代
仕事柄、お客さまへの提案は
いつも20年ローンで組んでいました。

それがいつの間にか20年が30年になり
その後、35年ローンが普及すると
消費者はそれに飛びついた。

今では、当たり前のようにローンを
35年で組むようになりました。
(正直、提案する側からいえば
お客さまには勧めやすかったが・・・)

今払っている家賃と同額か
それ以下にするために
20年のような中短期にすると
一般のサラリーマンには
とても払いきれない返済額となります。

そのために長期35年を組んで
返済金を下げるわけです。


確かに、大きな買い物である住宅は
ローンを長期にすればするほど
返済が楽になります。

しかし、この理屈、
それでは、あまりにも
安易すぎるのではないかと思うのです。

よく考えてみてください。
通常、サラリーマンは60歳定年です。
65歳まで企業が引き受けてくれることを
前提にすると4〜5年は勤めることは可能です。

しかし、ご存知のように、給与は
その期間は半額程度までに抑えられます。
これが現実。今までのような
健全な生活スタイルは
難しくなってくるのは自明の理です。

35年ローンで組むと
仮に40歳で住宅を購入しローンの返済が
終わるのが75歳になりますが、
定年の60歳時点でまだ元金のまるまる半分が
残っている計算になります。

果たして企業が永遠に存続できるか
期待できない不透明な時代に
残っている元金をその年齢で
清算できるのか、それは疑問です。

まともな退職金をもらえるでしょうか。
退職金を一括で残債につぎ込むと
手持ち金が無くなり老後が不安です。

また、今後少子高齢化が進み空き家が
増えている状況で、所有する不動産が
購入時の値段で売却できるかどうか

へたをすればその不動産の価値は
さがり、半額程度、いや半額以下になる
可能性だって十分にあり得ます。
(実際に、竹末は3500万で購入したマンションを
泣く泣く700万で売却しました。)・・・(苦

結局、35年住宅ローンは
モノの値段も上がり
給与もどんどん上がっていた
右肩上がりの「高度成長期のモデル」なのです。
「昭和の遺物」ともいえます。
このことに早く気付かなければいけない。

また、最近は不動産投資で
収益ビルを購入する場合
30年経過した建物でも
さらに35年のローンを組んでくれる
心の優しい金融機関も現れています。

30年+35年=65年で完済ですか?
65年経った建物がどうなるのか
予想もできません。

金融機関の消費者への安易な歩み寄りが
ローン被害者を増大させるようになるのです。

ここで、声を大にして言いたい!

「国の持家推進、住宅政策に乗ってはいけません。」
いずれ、何十年か後に悲劇が起こります。

結局、最後は自己責任だと思えます。

それでは、
またメールしますね。
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