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2017.07.26 vol.00827
さて、
ご参考までに
株式会社野村総合研究所が
こういう予測を発表しています。
https://www.nri.com/jp/news/2017/170620_3.aspx
2016年度の新設住宅着工戸数は
97万4千戸となり100万戸に迫る
供給戸数だったそうです。
大幅な増加の主な理由は、
賃貸住宅の着工の増加です。
実績・・・43万3千戸 となったそうです。
賃貸住宅の中でも、特に地方都市で見られる
アパートの着工数が、予測を大きく上回っており、
相続税対策を理由とした土地活用メーカー
の受注は落ちる気配も見えません。
また、総住宅数の空き家率も
予測、現状ともこのようになっています。
総住宅数、空き家数、空き家率の実績と予測結果
http://ameblo.jp/seru2093/entry-12294522504.html
このグラフを見ると
2030年では、空き家率が30%を超える
数字が出ています。
このグラフは全ての住宅のデーターですが、
その内の賃貸住宅の結果が知りたいですね。
私の推測ですが、賃貸住宅の空き家率は
現状で、全国平均20%ははるかに超えている
とみています。
この調子でいくと
【賃貸の空室率】の30%は
2030年を待たずして達成するでしょう。
少子高齢化が進み
人口が減少するにも拘わらす
相変わらず賃貸住宅の新築物件が
年間40万戸以上建設されている
現状を鑑みて
「もう必要ないから建てるのはやめろ!」
と言いたいところですが
建築メーカーさんはたぶん止めないでしょうね。(苦笑)
レッドオーシャン時代の賃貸経営です。
大家さんは
「自分のところだけは大丈夫だ、特別だ」
と言い切れるでしょうか?
これから、賃貸住宅は衰退の一途をたどりそうです。
家主さんの経営努力が問われる時代となりますね。
私の所有するアパートもいつまで持ちこたえられるか
不安ですね。
それでは、
またメールしますね。