HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第777号〜
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2016/10/26 vol.00777
今日のはなしは辛口ですが、怒らないで聞いてくださいね。
さて、5年近く東京を中心として活動し
地域の人や企業さんと関係してくると
良いところも悪いところも含めて
いろいろなことが見えてきます。
通常の商売では、仕事を受けそれを消化し
顧客の要望を満足させ、最終的に完結した商品や
サービスを引き渡して業務は終了します。
そういう流れの中で首都圏のビジネスというか
企業の姿勢、特に中小零細のことが少しづつ読めてきました。
やはり首都圏は私が思った通りの市場だったようです。
はっきり申し上げて
「首都圏の企業は市場に甘えている」ということです。
首都圏は人口規模、商圏規模が大きいので
お客様、消費者(エンドユーザー)は潤沢に存在します。
一元客もそうですがリピート客も多いし
リピート客を取り逃がしても一元客がまた
何処かから湧いて出てくるようなとんでもない市場です。
商品やサービスの質が少々悪くても、お客様は掃いて捨てるほどいる。
必然的に、企業の体質はユーザーに対しての努力を
怠るようになっている。
そこに地方都市と比較して市場に甘えている体質が
あるような気がします。
地方都市は人口減少という課題に直面し
お客様が少ないのが現状。
生殺与奪の業界で
「少ないお客様をどうやって取り込むか?」
「どうやってお客様をリピートさせるか?」
こういう課題を常に意識しながら商売をやっていかなければ
地方では、めしを食っていけないわけです。
必然的に1人1人のお客様を大事に大事にしていかないと
生活が保てないわけですから、お客様をフォローする
ことに対しても地方の企業は常に真剣で前向きです。
また、お客様を集める努力をしないとお客様は来てくれません。
黙っていて仕事が転がり込んでくるということはないのです。
このように地方都市で商売をやろうとしたら
額に汗し懸命な努力が必要なんですね。
一方、それに対して首都圏の商売は殿様商売です。
「客が勝手に来て、勝手に買ってくれる」
そんな感じですから、お客に対しての理想的な姿勢や態度が
熟成されるわけがありません。
厳しいようですが、これが私が5年間東京という市場で
経験した、東京の零細や中小の企業姿勢の印象です。
首都圏の企業さんは首都圏の潤沢な市場に甘えてはいけません。
地方の企業が歯を食いしばって頑張っている状況を鑑みて
もう一度顧客満足、顧客志向という商売の原則に戻って
商売に励んでいただきたいと思いますね。
お客様をもっと大事にいたしましょう。
それでは
また、メールしますね。