HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第772号〜
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2016/9/21 vol.00772
さて、
唐突ですが
皆さんが一番気にしている「老後」の話です。
日本生命保険の2016年に
発表されたアンケートによると
ゆとりある老後生活に必要な生活費は
夫婦二人の場合は「30〜34万」
単身の場合「20〜24万」がトップでした。
ニッセイインターネットアンケート
⇒ http://www.nissay.co.jp/news/2016/pdf/20160914.pdf
サラリーマンが老後に30〜34万の不労所得を得るために
年金のみでは、あきらかに不足ですね。
公務員や超大企業(もしくは夫婦共稼ぎ)なら可能でしょうが、
現実には34万という数字は難しいでしょう。
ほとんどのサラリーマンには「不可能」と言ってよい数字です。
まともに40年働いても、8割方のサラリーマンは
20〜25万が精一杯で、限界です。
では、この10万円の不足分をどうするか
ということなんですが
健康維持との兼用で新聞配達をするとか
シルバーセンターに登録しておこずかいを稼ぐとか
近所のチラシ配りのバイトをするとか
いろいろなアルバイトはあるでしょうが
額に汗する労働集約型の典型には違いありません。
高齢になってからのバイトとしては辛い仕事ですし
また手に職を持っていない人が10万円も稼ぐのは大変です。
そういう意味ではアパートなどの収益不動産を
所有していると、この10万円という数字は
軽くクリアーできるでしょう。
わたしは不動産コンサルの仕事を
メインにしていますが、10年以上前から
片手間に不動産賃貸業もやっています。
それはアパート経営やトランクルーム経営
バイク駐車場などの賃貸業で
家賃売り上げは月〇○〇万以上あります。
出費として、アパートのローン(返済金)
や家主に払う家賃があり
まるまるすべてが利益ではありませんが
経費を払った残りでも
年金以外の収入としては十分食えるでしょう。
はでな生活はできませんが。。。(苦笑)
以前も言ったように
「年金型のストックビジネス」というのは
非常にありがたいものです。
わたしが主力の不動産コンサルという仕事が
できなくなったとしても
年金以外のこのサイドビジネスが
経済的な支えになってくれます。
また、もし私に何かあったら
家族が引き継ぐこともできます。
大事なことは、難しい作業がなく
だれでも簡単にできて楽でかつ永続的に
お金が入る仕組みを作っておくことです。
そう、年金のようなしくみですね。
それが私の場合であれば
アパート経営であったり
トランクルーム経営であったり
バイク駐車場であったりするのです。
そういう考えを持っていないと
何かあったとき、少ない年金を使い果たし
虎の子の貯蓄までも切り崩すようになるのです。
ほとんどの方がこのパターンに陥ります。
そういうことになると、一生心配が絶えません。
安心して老後を過ごすためには
こういうことを未然に考え早くから実行していくことです。
人間の一生は時間が無限ではなく老後はすぐにやってきます。
そのためにも、今から準備をしておくことです。
それから、個人としての資産ですが
こういう時代ですから、資産の目減り等も考慮し
最低、配偶者や子供に相続税がかかるぐらい
の資産はあってもいいと思います。
何も相続税対策をしろと言っているのではありません。
相続税もかからないようでは
資産を持っていることにはならないからです。
あなたの資産で相続税がかかるでしょうか?
一度計算して見られたら良いと思います。
それは、簡単です。
現行の相続額算出は
基礎控除は3000万+法定相続人600万です。
たとえば、配偶者+子供二人なら
3000万+600×3=4800万
あなたの資産は金融資産や不動産も含めて
4800万以上あるでしょうか?
これ以上あれば相続税はかかります。
平成27年の税制改正では、たったこの程度の額で
相続税が残された家族にかかるようになりました。
よく相続税がかかるので心配でという相談を受けますが
少しぐらいの相続税ならかかってもいいと思います。
相続税がかかるぐらいの資産が
ひとつの目安として「老後を迎える個人の資産額」で
資産を余裕をもって持っておくべきだといいたいわけですね。
公的年金+収益不動産などの私的年金+不動産・預貯金などの資産
これがゆとりある老後生活を過ごす方程式ですね。
それでは、
また、メールしますね。