HOME >> 【アパート経営で成功する人･失敗する人】 バックナンバー >> 〜第748号〜
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2016.03.28 vol.00748
私の家の近くに手作りパン屋さんがあります。
１年前にそのパン屋さんの向かいにコンビニの
「セブンイレブン」がオープンしました。
このセブンのオープンのおかげで
自分のところのパンの売り上げが
かなり落ちたのかもしれませんね。
そのためか、最近、店内にイートインコーナーを作って
パンを買ったらコーヒー、ジュース、コンソメスープを
飲み放題にしているじゃありませんか？
さっそく、私もパン一斤でお相伴にあずかりました。（苦笑）
しかし、ライバル店にここまでさせている「コンビニの販売力」
というものはすごいんだなあとあらためて感心します。
店舗形態の商売というものは常にこういうリスクに
曝されているんですね。
だから、現状に慢心してはいけないということが言えると思います。
競争社会なのですから、常に経営の工夫や努力を怠らないように
しないと真っ先に被害を受けます。
コンビニ業界というところは、ライバルのコンビニとの
競争だけに注力しているわけではありません。
売り上げを伸ばすために
いかに、見知らぬ相手の市場の一角に入り込んで
その市場の一部を奪い取るか、ということさえも日夜研究しています。
コンビニの「１００円コーヒー販売」や「ドーナツ戦争」などを
見たらわかるように、どんな業界でも安閑としてはいられません。
いつ、あなたの商品を狙われるかわからないのです。
翻って、あなたのビジネス、貸家業はどうでしょうか？
今の賃貸経営という商売に胡坐をかいてのんびり構えていませんか？
そのうち、コンビニ戦術・戦略のように
足元をすくわれる可能性だって十分に考えられるわけです。
大家さんは自分の賃貸物件をいかに経営的に守っていくか
このコンビニ業界の熾烈な戦いを参考にし、
模範として、もう一度考えてみる必要がありそうです。
それでは、
また、メールしますね。