HOME >> 【アパート経営で成功する人･失敗する人】 バックナンバー >> 〜第693号〜
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2015.05.19 vol.00693
さて、
不動産の時間やスペースを活用する
ビジネスはたくさんありますね。
その中で、かなり昔からあるビジネス
「貸し会議室」について考えてみたいと思います。
この貸し会議室という商売はどうなのか
わたしも、東京や大阪でセミナーを主催するときは
貸し会議室にちょくちょくお世話になります。
また、わたしがどこかのセミナーを受講するときも
ほとんどの主催者は「貸し会議室」を利用しているようです。
この貸し会議室ビジネスは、ある貸会議室企業の
担当者から聞いたんですが、意外と儲かるビジネスらしい。
稼働率が○〜○割ぐらいで十分元が取れるとか。
稼働率○割だと、部屋はほとんど空いている状態だと思いますが、
外から見ているより、意外に「まずまず」の経営なんですね。
そんな状態でもいいのなら、テナントの空室対策には
うってつけの有効活用ではないでしょうか。
設備投資は、床、壁、天井が現状のままでいいのですから
大きな負担はありません。
机やいす、白板、マイク、スピーカー、インターネット、プロジェクター
などの備品や装置を準備すれば、明日からでもオープンできます。
費用はそんなに掛からないでしょう。
ただ、いつも言っていることですが
商品だけ作っても、お客が来なければビジネスは成功しません。
どんなビジネスでも、お客がいなければそのビジネスは成り立たないんですね。
会議室ビジネスの集客のための条件として立地は最優先です。
セミナーや講演会を聞きに来る人のためには
最低、駅から５分。長くても７〜８分が限界でしょう。
参加人員の多寡を狙うためには利便性はおおきく影響しますから。
それから、セミナーなど昼休憩を挟むことがありますので
近隣に食事ができるところがあればベターです。
問題は「集客」です。
集客するために広報活動が必要です。
チラシやインターネットなどのツールを使い
「ここに手ごろな会議室がありますよ」と訴求しなければいけません。
それから、顧客をリピーターにする努力も必要。
セミナー主催者は、年に複数回利用することも多いので
顧客を大事にしてこういったリピーターを多くすることも必須です。
このように、貸会議室ビジネスをある程度軌道に乗せるためには
数年間ぐらいは努力をしなければいけません。
どんな商売をやっても、長い時間と惜しみない努力をしなければ
成就しないといっていいでしょう。
簡単にできて成功する商売なんて、世の中にそうそうありませんからね。
それでは
また、メールしますね。