HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第684号〜
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2015.03.31 vol.00684
さて、このところ、
全国で免震ゴムの偽装問題が大きく取り上げられています。
ことの発端は、ある企業が免震ゴムの性能データーを改ざんし
性能偽装をしていたというもの。
免震ゴムを使った免震構造建物とは
免震建築物は、地面の上に免震装置があり
その上に建物がのっていて
地震時に免震装置が地震の揺れを吸収することで
建物に地震の揺れが伝わりにくくなります。
そして、建物には、免震装置で吸収できなかった
地震の揺れが少し伝わるだけです。
免震構造の建物は、2011年東日本震災もあり
地震国日本では、画期的な耐震工法として大変注目され、
事例的にもたくさんの建物が全国で建設されています。
最近オープンした東京駅にもこの工法が使われています。
現在、被害に遭いそうな建物の所有者は
ほとんどが取り替えを要求しているようです。
(工事費が高額なので役所の建物が多い)
建築物に関わることですので
これを取り換えるとなると大変な工事になり、
予想もつかないことになりそうです。
全ての建物をジャッキアップして浮かせ
耐震ゴムを取り換える作業ですが
該当する建物がどんどん増えている状況だとか。
改めて偽装の対象となったのは、55棟とは別に、
「195棟」に免震ゴムが納入されたらしい。
このことでこの企業はさらに追及される可能性もありますね。
ちょっとした一担当者の甘さで、
こんなことになるなんて怖いことです。
以前、2005年「姉歯事件」といって
耐震偽造問題で社会に大きな影響がありました。
そのおかげで、その後の建築士の制度も
大きく変わった経緯もあります。
私なども、そのおかげで何度も講習を受ける羽目に。。。(苦)
いずれにしても、この免震ゴム偽装問題
これから、さらに大きな問題として発展しそうです。
それでは
また、メールしますね。