HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第682号〜
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2015.03.16 vol.00682
さて、
先日、読者からメールの相談がありました。
投資型マンションの売却のご相談でした。
今時、投資型マンションを購入している人がいるのか
と思いましたね。
たしかに、投資として
その人がローンが組めれば、比較的簡単に購入できます。
安定した上場企業にお勤めなら、金融機関は貸してくれます。
金利も史上最低だし、悪い環境じゃない。
しかし、どうですかね。
私は投資型マンションについては否定的な考えです。
たとえば、新築投資型マンションの場合
家賃からローンを払っても、不足する分を
自分の給与から補填しなければいけない仕組みになっています。
返済額に自分の懐から補ってまでやる価値が、
この投資型マンションに果たしてあるのかと聞きたいですね。
そこまでして購入する投資商品としては
あまり旨みがないということです。
また、販売会社はこういう戦略を取っています。
こういうことも知っておいた方がいいかと思います。
ターゲットは、
一流企業サラリーマンか公務員など安定して倒産のリスクもない人たち。
そして、不動産投資に対して知識が乏しい人たち。
それから、融資が比較的組みやすい人たち。
営業話法は・・・
○30年のローンは、購入したマンションの家賃が払ってくれる。
○30年たってローンが完済し終わったら、投資物件は自分のものになる。
○損益通算で、払った税金が還付される。
○上手くやれば、売却利益が得られる場合も。
○ローンが終わったら、将来(30年後)の年金代わりに。
○団体信用生命保険を生命保険代わりに。
・・・などなど。
こういう営業トークで顧客を煽り、購入させるケースが多いようです。
たしかに、上記のようなメリットはあります。事実も一部あります。
しかし、「これはすごいメリットだ!」と言えるものではありません。
ちっぽけなメリットだと思います。
リスクを超える大きなメリットがあれば悪くはないと思いますが
リスクの方が大きいような気がします。
実は、私のところへ来るこの相談、昔から非常に多いんですね。
少し昔になりますが、大手上場会社の社員さんからの相談がありました。
聞くところによると・・・
何処で調べたのかわかりませんが
唐突に職場へ電話がかかってきて
たまたま、引っかかった社員さんを口説くらしい。
ちょっとでも隙を見せると、かなりしつこいそうですよ。
結局、その相談者の方は、営業マンの口車に乗せられ
都内の投資型マンションを、ついつい2つも買ってしまい
「合計で5000万以上もの借金を背負ってしまった!
どうしたらいいんでしょうか?」
と悩んでいました。
こういう被害を受けた人がいるんですよね。
老婆心ながら、気を付けたほうが良いかと思いまして・・・
それでは
また、メールしますね。