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HOME >> メールマガジン バックナンバー >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 〜第85号

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   これを知らずにアパート経営をしてはいけません。
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 ■          アパート経営で成功する人・失敗する人 
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                                                2006.10.12 vol.0085

 
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            入居者と大家との駆け引きは?
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 以前こういうことがありました。

 私のアパートの入居者が退去しましたので、いつもの不動産会社に
 客付けを依頼しました。運よく1週間後に次の入居者が見つかり
 その不動産会社の担当者より連絡がありました。

 「入居者がこのアパートを気に入ったのですが、本人が検討したいと
 いうので2日ほど物件を押さえていただけませんか?」

 ※「物件を押さえる」ということは他の業者から話があっても
  現在商談中ということで断ってくれという意味です。

 私の気持ちとしては他の業者さんへも依頼しようと思っていた矢先
 でしたが「まあ 仕方ないな」ということで、渋々返事をしました。

 2日ほど待ち、期限が来たので私の方から不動産会社へ連絡をとりました。

 そうすると

 「入居者が家具が入るかどうか検討中なので、
  もう少しだけ待って頂けませんか?」という返事でした。

 そこで私はつかさず

「2日間の期限でしたよね。約束は約束ですから、他の業者にも声を
 掛けさせて頂きます。他にも入居を検討される方がたくさんおられます
 ので業者さんにも、私にも大変迷惑なことです。」

 「もうタイムリミットですから決めるか、決めないか今日中に返事を
 もらうよう、その入居者に伝えてください。あなたもそのほうが都合が
 良いでしょう?」
 と切返したのです。

 とすると、不動産会社の担当者は即座に其のことを理解し
 「そうですね よくわかりました。入居者にそう伝えてみましょう。」

 その担当者は入居者と連絡をとり、その後すぐに返事が返ってきました。

 きっと入居者側も私からの伝言にプレッシャーを感じたのでしょう。
 其の日の内に申し込みの返事を頂き、入居申込書がファックスで
 流れてきたのです。 

 打合せをした担当者との連係プレーが功を奏したようです。

 不動産会社にとっても顧客を逃すことは痛手です。
 ついつい入居者の顔色を伺い、入居者の意のままに動かされる
 弱みがあるものです。

 そのため、入居者に対して強気なことは言いにくいのが現実です。
 それを大家の言葉として伝えることは彼らにとって大変都合がよいのです。

 不動産会社の担当者と違って、大家としての私は強気です。
 入居者に振り回される気持ちなどさらさらありません。

 しかし私自身、正直を言うと・・・

 この空室が多いご時勢に、しかも築13年の古いアパートです。
 また今の時代は他にもたくさん物件が余っていますので
 私達大家は物件を入居者に選ばれる立場にあるのです。

 強気になれる要素などありはしません
 本心は一日でも早く入居者を入れたい気持ちで一杯です。

 しかし、ここが踏ん張りどころで、ぐっと我慢をし、強い姿勢で臨んだのです。

 ここで言いたいことは・・・

 大家さんは、時として「強い姿勢に出なければいけない」ということです。

 『あちこちで物件を選んでいるような入居者はいらない!
 この物件は人気があって内容が良く誰でも借りてくれる物件なので
 当方が迷惑を被るような入居者はけっこうです!』

 『いつまでもグズグズし、決断できない入居者の背中を押してやり
 結論を急がせる!』

 大家さんにはこのような姿勢が必要だと思います。

 無理を言う入居者を一度は突き放す。そして大家の言うことを理解できたら
 入居者を暖かく迎え入れ、最終的には入居者に感謝をする。

 ケースバイケースで「飴と鞭」を使いながら入居者確保をすることです。
 いつも空室を怖がってオドオドし、入居者の言いなりになっては
 入居者が思い上がるばかりです。

 ただし、傲慢な態度(昔のような大家意識)を持ってはいけませんよ。

 大家さんは時としてこのようなテクニックを使うことも必要です。
        



   これから、このメルマガはまだまだアパート経営の秘密を
   解き明かします。
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   ★アパ、マン経営の秘密とはこれまでの賃貸住宅経営を
     否定することから始まります。


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