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HOME >> メールマガジン バックナンバー >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 〜第75号

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   これを知らずにアパート経営をしてはいけません。
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 ■          アパート経営で成功する人・失敗する人 
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 ■            http://www.kuusitsu110.com
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                                                 2006.7.26 vol.0075

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 目次

 
 ◇ レポート『ある借家人の滞納』

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             レポート『ある借家人の滞納』
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 以前、このメルマガで、実家の借家人の滞納を世話をしているという
 話をしました。その続きをお話します。

 その入居者は、な、なんと10ヶ月の家賃を滞納していたのです。
 私の何度かの督促によってその月だけの家賃を払わせていたのですが
 昨年の12月にまた、滞納を起こしました。

 もちろん以前に内容証明も出しております。
 
 そこでいつものように督促の紙をドアに貼り付けました。

 以下のような文章です。

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     家賃支払いの督促及び解約通知


 ○○ 様

  拝啓 貴下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

  さて、○○様に於かれましては安佐南区○丁目○-○竹末借家に
 お住まいでございますが、平成16年7月より平成17年4月までの
 10か月分の家賃452,000円が滞納となっております。
  また平成17年12月分の家賃も未納となっています。
  度重なる家賃の催促にも拘らず、当方には一切誠意あるご回答も
 ご連絡も頂いておりません。
  依って、○○様には家賃を支払う意志はないと思われますので、
 12月一杯で「竹末借家の解約」を御通知申し上げます。
  尚、この通知を受け取り5日以内に何の連絡がない場合、訴訟を含めた
 法的手続きを開始させていただきますので、悪しからずご了承
 くださいますようお願い申し上げます。

                         敬具


                平成17年12月21日




 賃貸人 広島市中区○○町○丁目○-○ 竹末 ○○

 代理人 広島市中区○○町○丁目○-○ 竹末 ○○ 

 連絡先  000-000-0000

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 文面に効果があったのか滞納者は急遽、その月の家賃を支払いに来ました。

 思わずニンマリ。

 しかし翌月、また家賃を払いに来ません。

 私の大家代理人としての我慢も限界にきていました。

 再度今回は警告文を作り、ドアに貼り付けました。

 そしてなんとか滞納者と会う機会を得たのです。

 その滞納者へ来月中旬までに即刻退去するように申し付けました。
 その際に本人の目の前で念書を書かせ、次の住居探しのために
 市営住宅、県営住宅への入居申込書さえも書かせました。

 その後、退去期限がきましたので連絡を取りましたが
 いつものように応答がありません。

 やむなく、再度警告文の貼紙を貼り、ドアをロックして待機して
 いましたが何の音沙汰もありません。

   ドアの鍵のロック

   → http://plaza.rakuten.co.jp/kuusitsu110/

  警告文の内容は以下のとおりです。

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  警告

  ○○殿

  何度の督促にも拘らず家賃(12か月分)を払わないのであれば、
 玄関ドアを使用不可にするか鍵を取り替えます。
  以後、この住居には出入りできないようになりますのでご了解ください。
  期限は7月15日まで。連絡されたし。
  連絡なき場合、勤務先へ報告します。

                    平成十八年七月十三日

                家主  竹末 ○○
                代理人 竹末 ○○
                連絡先 00-0000-0000

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 4,5日待って様子を見に行ったところ以前の状態のまま。

 そこでピーンときました。

 「夜逃げ?」

 すぐ、隣室の入居者に尋ねますと
 「さあ〜どうですかね。そういえば一週間ぐらい前から住んでいる
  気配がありませんね。」とのこと。

 どうも入居者は家賃が払えないのか、部屋に物を置いたまま
 (ほとんどがゴミだけですが・・)
 家族で出て行ったようです。

 「一件落着!」と思いきや 

 その後、数日待って、部屋の中にいないのを確認してドアの鍵を開けて
 入ったところ・・・

 写真のような有様です。

 → http://plaza.rakuten.co.jp/kuusitsu110/

 まさに「置き土産」です。2トントラック2台分はあるでしょうか?

 しかし、この部屋の惨状はこの世のものとは思えません。 

 どの部屋もこのような状態で、足の踏み場もなく、さらに床一面に
 捨ててあるゴミの中からはゴキブリが繁殖し、ウヨウヨ。

 退去してくれたのは良いのですが、この後始末はどうしたらよいのか
 現在は頭を抱えているところです。

 トータルで12か月分の家賃の未回収と置き土産。
 そのほかに一年間の私の労力と精神的なダメージ。


 これがアパート経営の現実なのです。


 注意!

 この追い出し方法は少々荒っぽいので、素人の大家さんには
 お勧めできません。相手は悪質な滞納者です。
 参考までと考え、くれぐれも真似をしないようにしてください。
 居住権という法的な問題もありますし、あくまで大家としての
 私の判断で行動しております。その点はご注意ください。





   これから、このメルマガはまだまだアパート経営の秘密を
   解き明かします。
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   ★アパ、マン経営の秘密とはこれまでの賃貸住宅経営を
     否定することから始まります。


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