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HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第646号
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                     2014.9.9  vol.00646 



おはようございます。

賃貸経営コンサルタントの竹末です。

いつもメールマガジンの購読ありがとうございます。



やっと、長い梅雨? が終わったようで

これから、残暑が厳しくなりそうです。(笑)



さて、


『2013年の日本の空き家の数は約820万戸(総務省統計局調査)。

空き家率13.5%。前回調査(2008年)に比べて63万戸も増加した。

空き家率が高い都道府県は山梨県22.0%、19.8%の長野、18.1%の和歌山、

愛媛県16.9%、高知県16.8%、徳島県16.6%、香川県16.6%と、

四国4県など地方が目立つ。』




空き家率が高い県で、四国が4県も入っていますね。

四国って、本土から離れていて陸続きでない島ですから

不便なんでしょうかね。若者が故郷を出ていくのは

魅力が乏しいと思われているのかもしれません。

そのうち、四国から人がいなくなるんじゃないかと心配したりします。

日本が抱えている将来の人口減少は切実な問題ですね。


でも、四国は学生時代に何度も行ったことがありますが

北国と違って気候も温暖だし、物価も安いし

人間は心が暖かいし住むには良いところなんですよ。

新幹線が開通すればまた違ってくるかもしれませんね。



いずれにしても

日本は必要のない建物が多すぎるということでしょう。


戦後、戦争でたくさんの家屋が焼失し住居不足の時代がありました。

政府の住宅政策もあり、持ち家の取得が増えましたが

核家族化が進むと住宅は1世代かぎりの建物でした。

昔のように、2世代、3世代が同じ屋根の下で生活する

家族制度という慣習は失われました。



必然的に、住宅がどんどん増えていきます。


しかし、1代限りの家ですから

40年ぐらいしたら、世帯主、配偶者が亡くなって家が必要なくなる。

こんなことを繰り返していくうちに

とうとう、820万戸もの空き家ができてしまった。


高齢化社会になり平均寿命が長くなると

最近は、相続や介護も、

「老老相続」、「老老介護」という現象が起こっています。

私自身もそういう立場に・・・(苦笑)


「親の介護のため自宅を新築」
→ http://ameblo.jp/seru2093/entry-11914729310.html


資源の無駄使いにもなりますし

余った家や古い家をもう少しうまく活用する方法があればいいんですがね。

政府も、あまりにも空いた住宅や建物が多いので

中古住宅の流通活性化など住宅政策の転換に本腰を上げています。



しかし

新しいものを良しとする日本人の価値観を変えなければ

空き家はまだまだ増えそうです。


とくに日本人の20代の若い人たちのいうことで

おどろかされることですが、

20年程度経った建物を見て、「古い」とか「レトロ」とか平気で口にします。

たかだか20年や30年ぐらいで古いというんですからね。(驚)


スクラップアンドビルドは、社会に活力を与えると

勘違いしている人も日本人には多いです。


一般に、新聞や雑誌などのマスコミで

「新しいものが正しく古いものは悪い」

というような刷り付けられた妄想もあります。


日本という国に生まれ日本という国に育ち

これほど素晴らしい文化、歴史、伝統があることは誇れることです。

もっと、古いものを大事に扱い大切にしていきたいものです。


「温故知新」という ことわざ をもう一度思い起こして

全てが新しければよいという価値観は、

もうお終りにしたいですね。





それでは

また、メールしますね。

  
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