HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第595号〜
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
◇ 【まぐまぐ公認 殿堂入りメルマガ】
■
◇ アパート経営で成功する人・失敗する人
■
◇ 『空室対策110番』
■ http://www.kuusitsu110.com
◇
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
2013.11.13 vol.00595
おはようございます。
賃貸経営コンサルタントの竹末です。
いつもメールマガジンの購読ありがとうございます。
今日は、レンタル収納ビジネスの研修のために
このメルマガを出したら
すぐに、新幹線に飛び乗って東京へ行ってきます。
東京では10日間ぐらい滞在する予定ですが
ここ2〜3日は、全国的に寒波が来ているので
首都圏も寒いかなー
さて、、
読者の方々から
「メーカーや建築業者はどこを選んだらよいのか?」
という質問を頂きます。
土地を所有され、その土地を活用してアパートや
マンションを建てる時、
「いったいどこに頼めば良い建物を建ててくれて、
以後安定した経営ができるのだろうか。」
これはオーナーさんの共通の悩みです。
仮に過去、賃貸経営を経験した方であっても、
新たに不動産を活用して賃貸ビジネスをスタートするのは
大変な労力と時間を必要とします。
ましてや、他にお仕事を持っている方は尚更です。
とても仕事の片手間にできるような事業ではありません。
土地活用の事業はケースにより違いがありますが、
大まかに言って以下のような流れで進めてゆきます。
土地の診断
↓
市場調査
↓
企画
↓
税務面の検討
↓
収支計画
↓
資金計画
↓
建築プラン
↓
業者選定
↓
契約
↓
施工
↓
不動産会社選定
↓
入居者募集
↓
竣工
↓
入居
↓
経営スタート
様々な業務があり専門的な知識なくして賃貸経営の成功はあり得ません。
そういった業務をプロ(専門家)に任せることは至極当然なことと
いえるでしょう。
建築会社やメーカーにしても昔のように建物を建てるだけで
「ハイさよなら」というわけにはゆきません。
必然的に付加価値やサービスを顧客に提供できなければ、
この競争社会で建築受注をすることはできません。
また、それは顧客の望むところでもあります。
したがって、
建築知識や土木知識、不動産の知識、賃貸経営の入居者ニーズ
不動産賃貸管理の仕組みなど多岐にわたって
相応の知識がなければ顧客への信頼感も得られないでしょう。
今後、建築をするだけの建築業者は淘汰されてゆく運命にあります。
そういう意味でメーカーや建築会社の社会的な責任は重いのです。
ですから、「顧客のために良い提案やコンサルティングができる」
業者を選択しなければなりません。
良質で廉価な建物を建てるためには
次のことを実行し優良な業者を選択することもできます。
--------------------
コンペスタイルの提案
--------------------
業者を選択をする具体的な方法として
コンペ方式での提案をお勧めします。
その内容は
まず優良だと思われるメーカーや建築会社5社を選択します。
つぎに、それぞれの業者に課題や条件を提供し、
その意向に沿った提案を期限をつけて提出させます。
(アットランダムに提案させると、各社バラバラの提案となり
素人のオーナーには比較検討ができませんのでこの点は気をつけることです。)
たとえば、基本的な建築物の配置、間取り、戸数、あなたの希望条件等を
織り込み、その他のポイントを箇条書きに書き出し、各社に同時に依頼します。
企業からの提出物は平面図、配置図(外構図)立面図、仕様書、見積書、
経営計画書、パンフレットとします。
各社の見積もりは入札形式ですから、建築コスト高騰の歯止めとなり
また、コストの安い高いだけではなく顧客のために本当に良い提案をして
くれたところが候補に挙がるのです。
全ての企業に同じ土俵で勝負していただくということです。
この方法は設計事務所などの設計コンペと似たようなスタイルで
企業間の競争原理が働きます。
またクライアントにとっても様々な気付きやアイディアが得られ、
業者主導のペースで物事が運ばれることを避けられます。
あなたは各社の提出物を比較検討し精査しながら、
最終的に絞込んで選択すればよいのです。
もちろん営業マンの資質や人格も査定の理由となります。
その他に各社のソフト面での付加価値やサービスも査定の対象となります。
こうすれば、あなたにとって「納得のゆく業者選択」となるのではないでしょうか。
業者の比較検討は、やたらに相見積もりを取るのではなく
同じ土俵の上で計らなければ本当の姿は見えません。
最後までお読みいただきありがとうございます。