HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第566号〜
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2013.7.29 vol.00566
さて、先日のメルマガの続きでしたね。
今日は重要な話をしますよ。
不動産屋さんが、この「レンタル収納ビジネス」という商売を
どう見ているかということでした。
そして、業者さんは推薦するどころか
儲からないビジネスとして捉えている。
ということでしたね。
なぜ、あまり旨みのないビジネスと考えているのでしょうか?
簡単に言えば、
「やったことがないからです。」
経験がないから、表面だけとらえて判断してしまうのです。
業者さんは、賃貸や客付けという商売を長年やっていますので
それを基準に考えるんですね。
売買仲介業務は不動産を扱う商売ですから何千万、何億の仕事です。
それをいまさら、5000円、6000円の商売ができますか?
また、賃貸の仲介であっても高額です。
1回の仲介業務で5万、10万と稼ぐ商売と較べれば
お小遣いにもならない金額で、同じような労力では話になりません。
しかし、賃貸にしても売買にしても
1回仲介をすればそれでおしまいです。
だから、業者さんは出来る限り広告費や
礼金などで少しでも多く取ろうとする。
賃貸や売買、仲介っていうのは、「一度限りの商売」なんですね。
ところが、このレンタル収納ビジネスというのは
たかが5000円、6000円であろうと、利用している限りは
ずーと毎月口座に家賃が振り込まれる。
5000円の家賃を一年借りてもらえれば
60000円です。それが3年借りてもらえれば180000円ですね。
安い安いと思っていた家賃が、累積するとけっこうな金額になります。
そう、このレンタル収納ビジネスという商売は「リピート商売」なんです。
顧客生涯価値(life time value) って、知っていますか?
【顧客1人あるいは1社の顧客ライフサイクル全期間で、
その顧客が企業にもたらした価値の総計のこと。】
これマーケティングの基本なんですが
売り上げの要素は
売上=人数×単価×リピート
この3要素が構成するのが売上です。
この3要素の中で「リピート」という要素がとても重要です。
商売は一時にドカンと売り上げがあっても
その後、0であればまったく意味をなしません。
たとえば
その月に100万入っても次の月に0であれば
100万÷2ヶ月=50万
月平均が50万の売上になります。
さらに、その月に100万入ってもその後2か月間売上0であれば
100万÷3=33万です。
結局、月に平均すると33万円しかならなかったわけです。
これが単価の高いビジネスのリスクなんですね。
一見、外から見たら金額が多そうですごいなと思うでしょうが
この手の単価の高い商売は維持、継続が非常に難しいんです。
わたしは昔、建設請負という仕事をしていましたので
その難しさはよくわかっています。
なんていったって、「一発商売」ですから。
その点、継続的にお客様が支払ってくれるリピートビジネスという商売が一番良いんです。
だから、最後に勝つのはリピートビジネス。
逆に、この仕組みがないビジネスはやってはいけない。
これは、竹末が30年以上いろいろなことをやった結果
一番重要な考え方であると気付きました。
よく考えてみてください。
世の中にいろいろな商売がありますが
この厳しい時代の流れの中で最後まで生き残っているビジネスは
結局は、このリピートビジネスの要素が含んでいる商売だということに
気が付きませんか?
お坊さん、税理士、分譲マンション管理会社、賃貸管理会社、会員制ビジネスなどなど
お金を出す顧客は1年や2年ではなく一生付き合っていく人たちですよね。
一生のうち、何度でもお金を払ってくれます。
こういうの、私から見たら「おいしい商売」っていうんですね。
小さいお金をバカにしていると商売は長続きしません。
ひとつ、ひとつの単価は安くても
それがある規模になって多くなっていくと
とてつもない効率の良いビジネスとなって化けていく。
こういうビジネスを選びたいものです。
それが「レンタル収納ビジネス」なんですね。
このビジネスについて、もっと知りたければ
このDVDを一度見てください。
それでは
また、メールしますね。