HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第557号〜
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2013.6.25 vol.00557
おはようございます。
賃貸経営コンサルタントの 竹末です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
先週6月22日(土)、23日(日)は、
大手町とさいたま市で
読売新聞主催の資産活用セミナーがありました。
22日の大手町セミナーの様子はコチラ
http://ameblo.jp/seru2093/day-20130623.html
23日のさいたま市セミナーの様子はコチラ
http://ameblo.jp/seru2093/day-20130624.html
今回、これで首都圏の読売新聞主催の
資産活用セミナーはすべて終了しました。
首都圏で6回も行い、700人近くの
参加者に私の話を聞いてもらった計算になります。
これで、この8年間で合計6000人以上の
オーナーさんへ講演しました。
思えば、たくさんの人たちに賃貸経営の
ノウハウや情報を伝え、役に立ててもらえたと思っています。
その間、自主セミナーは1回しかやっておりません。
他のセミナーは、すべてメーカーさんや宅建協会、新聞社さん
電力会社さん、不動産会社さん、建築会社さん
などからの依頼による講演でした。
また、今月6月はマスター講座を含めて
8回もセミナーをやったことになります。
いやー、今月は本当にたくさんセミナーを消化しました。
竹末は、少々疲れ気味ですが
しかし、ゆっくりしてはいられません。
来月は、マスター講座の5回目を7月7日に行います。
これから、準備して良い情報を出すように頑張りますね。
さて、
いきなり、
おもしろくないビジネスの話かもしれませんが
大事なことなので最後まで聞いてくださいね。
今日はビジネスの3原則についてお話しします。
ビジネスをセールスアップさせるために
3つの基本的な原則があります。
それはマーケティング用語で
「環境分析3C」といって
Company 自社 Customer 顧客 Competitor 競合
こういう意味です。
わかりやすく言えば、「自分の環境を知る」ということです。
●自分を知る
●お客様のことを知る
●ライバルを知る
まず、一番目の「自分を知る」ということは
大家さんの所有する物件を把握するということ。
物件の「強み」や「弱み」を知ることです。
それから
2番目の
「お客様のことを知る」ということは
大家にとってのお客様は入居者のことですから
入居者の嗜好や特性、ライフスタイルを把握するということ。
そして、最後に
「ライバルを知る」ということですが
自分の物件の近くの
半径500M、1キロM範囲の競合物件を調べるということです。
賃貸は基本的に【地域密着型ビジネス」であり
全国の人を相手にする商売ではありません。
この地域密着型ビジネスだということがわかれば
対策が打てるんですね。
実は、この「ライバルと知る」ということを
やっていない大家さんが非常に多いんです。
話せば長くなるんですが
竹末は全国でセミナー、講演会をやっています。
http://www.kuusitsu110.com/semi-j.htm
そこへ参加している大家さんに
「一度だけでもいいですから、ライバルを調べたことがありますか?」
と聞くと
地域にもよりますが
わずか15パーセントぐらいの方しか手を上げられません。
さらに
「あなたはライバルの賃貸条件をしっかりと把握していますか?」
と聞くと
その半分の方しか手を上げられないんですね。
半分ということは7パーセントぐらい。
これ、とっても残念なことです!
9割以上の大家さんがライバルと自分の物件の比較をしていないんです。
この事実を知って
「ほとんどの大家さんはまだまだ、なんだな」
と思いました。
よーく考えてみてください。
ほとんどの入居者は、インターネットで検索してくるんです。
インターネットは「比較、比較の世界」です。
たとえば、
あちらのマンションAは
家賃が45000円で共益費が2000円
敷金が2か月礼金が1か月。
そのマンションの近くのこちらのマンションBは
家賃が43000円で共益費が1000円
敷金1か月礼金が1か月。
もし、同じような条件のマンションだったら
当然、ユーザーは後者の方のマンションに気をひかれるでしょう?
内容については、はっきりとわからなくても
単純に数字で比較すれば、入居者からはマークされます。
もちろん、値段だけとは言いませんが
入居者が物件を調べる「目」というものは
そんなもんです。
ですから、たくさんある物件を
30分や1時間ぐらいで済ますわけがありません。
何日でも物件検索に時間をかけます!
だって
アパートやマンションは「高額商品」なんですから。
大家さんは早くそれに気づくことです。
賃貸は入居者にとって
毎月4万も5万も6万も払う「高額商品」なんです。
だから、少しでも良い条件の方へ傾くのは
当然のことなんですね。
「高額な商品」だと思っていないのは
大家さんだけかもしれませんねえ。
今日も辛口でした。
これがわかるようになるのは・・・
自分が物件を探す入居者になってみれば
一番よく理解できるでしょう。
一度、入居者になってみてください。
そして、この比較を比較表を作って比べると
空室が簡単に決まることがあります。
それでは
また、メールしますね。