HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第516号〜
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2013.1.16 vol.00516
さて、、、
入居者が物件を見つけ、契約する前の段階で大きな壁があります。
そう、大家さんには関係のない話で、興味もないかもしれません。
でも、入居者にとっては大きな問題なのです。
何でしょう?
それは、「初期費用」・・・・です。
入居者が悩んでいる初期費用ってどんなものか、
考えられる費用を上げてみますね。
まず、敷金それから礼金、前家賃、仲介手数料、保証料、
火災保険(家財保険)、引っ越し費用、その他費用などなど。。。
これだけたくさんのお金が必要なんですね。
そうですね。地域によって違うので何とも言えませんが
ざっと、家賃の5か月か6か月分ぐらいかかるでしょう。
しかし、
これらの費用、家主にとって痛くも痒くもないことなんです。
だって、家主が払うべきお金じゃないから。
だから、家主はこの初期費用について真剣に考えないんですね。
自分の懐が痛まないんですから考えるわけがない。
もし、家主の懐が痛めば、この初期費用をきっと真剣に考えると思いますよ。
で、
入居者が負担するこの初期費用ですが
家主側として、入居者の負担を軽くしてあげることを考えるべきです。
ハードルを低くしてあげれば、
自分の物件が選ばれやすくなるし空室対策にもなる。
入居者って現金なもんですよ。
そんな小さなことでも、ストレートに反応するんです。
たとえば、
私のトランクルームで実験的に試してみました。
料金表のところにしっかりとこう書きました。
「敷金、礼金、事務手数料、更新料、鍵交換料 0!
オール0! 家賃のみ!」
そうしたところ、その月の問い合わせは
平常時の1.5倍以上もありました。(笑)
このようにチョットしたことで顧客は反応する。
慣習的に既成概念でもって「敷金3か月礼金1か月」で
賃貸市場に出しても差別化が図れないわけです。
そのために
●敷金、礼金の条件を見直す
●フリーレント方式を採用する
それとか
●敷金を分割して毎月家賃と一緒に払う
●敷金を分割してボーナス時に家賃と一緒に払う
●引っ越し費用等の一部をサービスする
こういった付加価値サービスを考えてみましょう。
また、このサービスはリフォームしなくてもいいんですから
お金もかかりません。お金が出て行かないんです。
そのかわり
入居者の痛みを、大家さんも一部負担してあげるってこと。
大家さんが少し損をするってこと。
あなたがほんのちょっと、
賃貸経営に対する発想を変えるだけでできるサービスです。
明日からでもできますよ。
今日の話は参考になったでしょうか?
それでは
また、メールしますね。