HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第512号〜
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2013.1.7 vol.00512
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
賃貸経営コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
竹末は頑張ってメルマガを書いてます。
応援よろしくお願いいたします。
2013年のお正月はどうだったでしょうか?
今年は週末が入っていましたので
けっこう、長いお正月だったのでは。
仕事始めも今日からのところが多かったのではないでしょうか。
ということで
今日からは仕事モードに切り替えて
今年初めてのメルマガです。
さて、、、
以前、ある若い大家さんから電話で相談がありました。
建築のリフォームについての相談でしたが
今時、とってもめずらしい設備の名前が出てきたので
皆さんにもシェアーしますね。
あまりキレイな話でないことを断っておきます。
それは「軽水洗=ケイスイセン」といわれているモノで
ほとんどの方はご存じないかと思います。
最初、その大家さんから聞いたとき
「軽水洗?」
わたしも思わず、笑ってしまいましたが
「いまどき、まだこんなものがまだ存在しているんだ」
と思いました。
軽水洗というのは
簡単に言えば、”汲み取り式便所” のことです。
”汲み取り” というのは
イメージするのは、
用を足すとき、下の汚物が見えて「ポットン式」とも
言われています。
ただ、軽水洗というのは
便器にふたがあってたくさんの水を使わず
少量の水で汚物と一緒に便槽に落としこむものです。
だから、
水洗のように汚物をきれいに水と一緒に洗い流すものと違い
トイレの真下に大きな便槽があって
そこに汚物が溜まっています。
一か月に一回ぐらいの割合で
汲み取り屋さんにバキュームで吸い取ってもらうものです。
ですから
皆さんが知っている「浄化槽」とはちょっと質が違います。
昔、うちの娘が小さかった頃
観光地の公衆便所トイレに入って
「キャアー」といって
飛び出してきたのを思い出します。
汲み取り式を体験したことがないものだから
便器の中を見たとたん、下の汚物を見てびっくりしたのでしょうね。(笑)
笑い話ですね。
わたしは娘の顔を見て、大笑いしました。
この軽水洗。
わたしは27、8年ぐらい前のメーカ時代に
郊外のある地域で、たくさん建てたことがありました。
トイレが汲み取り式だから
入居がないだろうと思われがちですが
いえ、いえ、それなりにニーズがあるんです。
見かけはふたがありますし
臭いもそんなにしないので
入居者にとってそんなに抵抗感がないのです。
最近の若い入居者は、見た感じがきれいだから
水洗と同じだと勘違いして入ってくるんだとか。
ただ、一か月に一度は汲み取りをしなければならない
のが難点ですね。
その地域で20所帯以上建てましたが
そんなに空室にはなりませんでした。
わたしは、相談したその大家さんに
こういいました。
「軽水洗しかできない地域だと
他の競合メーカーも進出してこないから
ライバルがいなくて一人勝ちできるんじゃあないですか?」
といったら
案の定、
「そうなんです。実は他にライバルの賃貸がないから
空室になりません。」
ちなみに
そのアパートは築40年だそうです・・・(驚!)
「ライバルのいないマーケットで一人勝ちする!」
ライバルのいない状態を作り出すことも考えてみてください。
これは
私が推奨する「不動産の投資戦略の鉄則」です。
これから、不動産投資を考えている人
にはヒントになるんじゃないかな。