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2012.11.6 vol.00501
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
竹末は頑張ってメルマガを書いてます。
応援よろしくお願いいたします。
先週はメルマガ500号達成で
たくさんの人から祝福のメールを頂きました。
紙面をお借りしてお礼申し上げますね。
それから、
先週の土、日と東京都内の新宿、渋谷で
朝日新聞主催の資産活用セミナーをやりました。
写真:新宿セミナーでの様子
写真:渋谷セミナーでの様子
2日連続で230名の方に
私の話しを聞いていただきましたが
まずまずの反響、レスポンスで
「良い勉強になりました。」
と言われると、ついつい嬉しくなっちゃいますね。
さてさて、
マーケティング用語で「B to B」という
言葉があるのを知っていますか?
BtoBというのは電子商取引(EC)の形態の一つで
企業間の取り引きのことなんです。
企業と一般消費者の取り引きは「B to C」
一般消費者同士の取り引きを「C to C」といいます。
大家と入居者の関係などは、
一般的に「C to C」になるわけですね。
大家さんは個人の入居者ばかり相手にしているので
ついつい忘れがちになるのですが、、
たとえば、
借家を決めるのは個人であっても、その個人が
会社に所属していれば、企業と賃貸借契約を
結ぶことがありますね。
これを我々家主は「会社契約」というのですが、
あなたはおそらく知っているだろうと思います。
この「会社契約」けっこう家主側にとってメリットが
あるんですよね。
そう思いませんか?
連帯保証人は要らないし、企業だから月末にキチンと
入金があって、滞納の心配も無いし原状回復などで個人の
ようにもめることも無い。
トラブルがあっても相手が企業だから、感情的なもつれ
も無くビジネスライクに粛々と話を進めていける。
私のアパートでも数件は「会社契約」になっています。
だから
こんなメリットがある「会社契約」をほっておく手は無いんですね。
もし、あなたが不動産屋さんの「清算業務」や「後処理」が
できるなら、何も不動産屋さんに頼む必要も無いわけですね。
自分で「会社契約」を取ってくれば良いと思うんです。
で、思い起こしてみると、私は、メーカー時代に
企業の借り上げでけっこうアパートやマンションを
建てているんですね。
単身者用もあればファミリータイプというケースもありました。
企業側からこういった条件でこういったタイプ、
この辺の地域で、何年契約で、何所帯ほど欲しいので
探して欲しいという依頼がちょくちょくあったんですね。
私のほうとしては、テナントが確約されているので
オーナーさんを口説きやすいし、企業のほうも一括で
借りるので経理上も楽だし、管理しやすい。
企業側も社員の緊急の移動や転勤などで、住まいの
お世話をしなければならないこともあるものです。
最近は個々の社員がプライバシーを重視し
企業の社宅を嫌う傾向がありますが、単身者用などの
借り上げの需要はまだまだあります。
それで、もし、あなたが自分の物件が空室で、
それなりに物件に自信があるなら、
検討する余地はあると思うんですね。
方法として考えられるのは、
人材派遣会社なんかいいかもしれませんね。
「働く」ということはご飯を食べて、寝て、お風呂に
入るという生活サイクルが必須です。
だから、派遣会社は人材を企業に送るために
住処を用意する必然性があるわけです。
また、マンスリー、ウィークリービジネスを
やっている業者などにも声をかけてみることです。
ワンルームなどは、家電や家財などをセットにして
マンスリー業者に貸すとか、
学生用アパートなら、大学の学生課などに声をかけてみるとか、
他で借りて欲しいなら、そこそこの上場企業の
総務宛にDMやメール、FAXなどを利用して
アピールしてもよいと思います。
私は20年前に借り上げのニーズがないかどうか
企業にDMを送り、反応があった企業の要望で
会社借り上げの1K24所帯を建てたことがありました。
確か、企業に200件ぐらい送付したかな。
これを”マッチングビジネス”というんですね。
企業とオーナーを結びつけ、その間に立って
企業のニーズに応える建物を提供する仲介役を
果たすわけです。
テナントさんも「happy !」
オーナーさんも「happy!」
なんですね。
だから、考えればいろんなことが思いつくわけで
空室で困っているなら、不動産屋さんに頼らずに
自分で見つけ探してくることも一つの方法なんですね。
あなたの周辺地域で賃貸の需要がありそうなところ
であれば、そういった可能性があるということです。
あなたのアパートの空室を埋めるためには
ターゲットを決めて入居者のいそうなところをまず考え、
そして
どこにいったら入居者がいるのか?
どのような手段、方法で探したらよいのか?
よく探せば、世の中には意外なニーズがあるものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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