HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第475号〜
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
◇ 【まぐまぐ公認 殿堂入りメルマガ】
■
◇ アパート経営で成功する人・失敗する人
■
◇ 『空室対策110番』
■ http://www.kuusitsu110.com
◇
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
2012.7.11 vol.00475
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
竹末は頑張ってメルマガを書いてます。
応援よろしくお願いいたします。
東京でのレンタル収納の研修は
7月7日(日)に終了しました。
この研修では、
いったいどんなことをやっているのか?
気になる人はコチラです。
↓↓
マスター講座最終日
http://ameblo.jp/serukikaku2093/day-20120709.html
研修生の現地視察
http://ameblo.jp/serukikaku2093/entry-11296661301.html
さて、今日のコンテンツです。
賃貸の内見者のうちの成約率の割合は、
新築だとしても30%ぐらい。
中古で築20年ぐらいなら20%がいいところです。
どんなにすばらしいマンションであっても
中古のマンションであっても
この公式はほとんど変わりません。
空室で困っている大家さんは、
内見者が2〜3人あって成約しないと
「家賃が高いのではないか」とか
「何か決まらない原因でもあるのではないか」
と悲観的に考えます。
しかし、そもそも「確率論」でいえば、
単純ではありますが
圧倒的に内見者の数が不足しています。
もっと内見者の数を増やすためにどうしたら
いいのか、考えてみてください。
先ほど、言ったように
築20年のあなたのアパートが20%の成約率なら
5人の見込み入居者が内覧して1人が決まる確率です。
とすると、アパートの部屋に
最低5人を連れてこなくては
あなたのアパートの空室は埋まりません。
1ヶ月に1件の内覧しかなければ
空室を埋めるのに5ヶ月もかかる計算になりますね。
さらに、もし空室が3部屋あれば
3×5=15人以上を案内しなければ
あなたのアパートは満室状態にならないんですね。
数字の上ではこんなことになるわけですが
とにかく内見者を増やすことが最重要。
まずはここからがスタートで
部屋にポスターを貼ったり花を飾ったりする
テクニックなどは後のことです。
そのために大家さんがやるべきことは
まず客付け業者さん、
窓口を増やすことが第一ですね。
確率論的に考えても、たくさん窓口があれば
問い合わせが増え、内覧者が増加することは
自明の理です。この段階では質より量です。
それから、
客付け業者さんにお客様を優先的に
案内してもらうためにどうするか
ということを考えなければならない。
この部分が「質より量」から
「量より質」の部分です。
たくさんの業者さんに依頼しても
「質の問題」も考えておかなければいけません。
効率的に業者さんが反応するために
常にコミュニケーションを取る。
告知する。
↓
認知させる。
↓
問い合わせさせる。
↓
再び空室ができたら
問い合わせしてもらう
と、こういう理想的な流れを作ることです。
普通の商売、ビジネスと同じ手法ですね。
待っていたって問い合わせの電話はかかりません。
空室対策はマーケティングのスキルを
身につけなければ成功しません。
業者さんにお客さんを紹介してもらうために
業者さんを「見込み入居者と同等の扱い」を
しなければいけないということなんです。
ということは
客付け業者さんは
我々大家にとって大事な「お客様」
ということ。
そう考えたら
やることは一緒。
対象が入居者でないことを認識し
業者さんをお客様だと思って
もう一度、空室対策の戦略を
全面的に立て直すことです。
これをやるだけで内覧の回数が
飛躍的に伸びます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
【アパート経営で成功する人・失敗する人】バックナンバー