HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第473号〜
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2012.7.2 vol.00473
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
竹末は頑張ってメルマガを書いてます。
応援よろしくお願いいたします。
7月に入って初めてのメールニュースですが
梅雨が明ければ、これからどんどん暑くなりそうですね。
竹末は「夏に強い男」ですから、そんなに苦痛にはなりません。
みんなが暑い暑いと言っている最中、涼しい顔をしています。
これからはわたしの季節。
がんばりまっす!
さて、今日のコンテンツです。
いつものように読者さんから
ご質問が来ています。
このご相談はたくさんある質問の中でも
最も多い質問です。
◆ご質問:
竹末先生
いつもメルマガを拝読させていただいております。
大変ぶしつけでございますが、困っていることがありまして
ご相談させていただけたらと思い、メールいたしました。
私の物件で、築30年の木造アパートがあります。
最近1室埋まり満室になったのはいいのですが、
入居者が隣室の方と仲良くなり、家賃の差額が以前から
いた方にわかってしまいました。
以前いた方は平成〇年入居で4万円、新しい方は3.1万円です。
古くから入居されている方は、あと3名いらっしゃり皆4万円です。
この対処方法に困ってしまいました。竹末先生は下げる必要は
無いと述べておられますが、どのような言い回しをして納得して
いただいたら良いか、お教え願えませんでしょうか。
どうかよろしくお願い申し上げます。
◆解答:
こんにちは
お世話になっております。
竹末です。
〇〇様のご質問の件ですが
この質問は非常に多いんです。
ですから、なかなかこの件については
明確な回答ができないのですが
あくまで、私の場合のケースでお話ししますね。
入居者から自主的な家賃値下げの要求が
あった時、やむなくその方だけは
要求を呑むことにしています。
ただし、以下のことを守らせます。
●基本的に当方として賃料値下げには応じない。
(このスタンスは崩さない)
ただし、次の条件を守って頂ければ
「あなただけ」には特別に家賃は値下げしてあげましょう。
家賃の値下げについて他言しないこと。
他言し他から同じような要求が出た場合
現在借りている家賃価格は元に戻ること。
を了解すること。
以上の条件を守ることを義務付けさせます。
そしてこのことを管理会社から伝えて頂く、釘を刺しておくことです。
私の場合も家賃の安い人にはこのように伝えています。
できれば、書面で約束して頂く方が良いですね。
そうやってその場をしのぐ(苦笑)ことです。
どうにも納得しない人は
不満であれば出て行ってもらうしかありません。
それと、家賃の価格を教えた人には
必ず、入居する時約束しておけば良かったですね。
この一言を伝えることでかなり違います。
「あなただけ」というのは大変優越性があって
入居者は他の部屋より家賃が安いので、
得をした気分、満足感を与えることになりますから
他の人へ公言するのに歯止めがかかります。
要は、優越感を感じさせるということですね。
このように、人間の心理を上手に利用するのです。
今後、また、入居者を入れるときも一緒です。
それから、
値下げ金額のことですが
相手側の家賃の要求金額がわかれば
その折半分を着地点にすることもできますね。
たとえば、3000円の減額要望があれば
その間を取って1500円にしてあげるとか
(ウチも経営上苦しいからとか言って弁解する・・・)
双方で折り合える金額にすれば、入居者も
納得するかもしれませんし、被害も最小限にできます。
また、こういう手もあります。
「今はまだ更新時期ではないので
更新時期にもう一度、話し合いましょう。」
そうやって、時期をずらして更新時期になったら
もったいぶって、
「仕方がないから半額ほど下げましょう。」とか
経営方針をカチッと決めずにその都度、臨機応変にやることです。
3人も家賃の値下げを要求されたらたまったものではありませんからね。
家賃の値下げ要求は
あまりくよくよ考えずに、出たとこ勝負で居直ることです。
「人間万事塞翁が馬」です。
こんな気持ちで困難を乗り切りましょう。
ぜひ、やってみてくださいね。
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