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HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第454号
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                   2012.4.3   vol.00454


おはようございます!


空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。


いつもメールニュースの講読ありがとうございます。


竹末は頑張ってメルマガを書いてます。 
 
 
応援よろしくお願いいたします。
 
 
 
4月に入って、春らしくなってきました。
 
 
竹末は、季節の変わり目で
なぜか、また、風邪をひいてしまいました。
 
 
先月も東京で風邪をひき、医者通いでしたが
 
今回のは鼻水、鼻づまり、くしゃみで
まるで花粉症のような症状です。
 
 
まさか、体質が変わって花粉症になったのではないか?
と危惧しています。
 
 
血液検査をしてもらいましたので
1週間したら検査結果が出るでしょう。
 
 
ただの風邪だったらいいのですが・・・
 
 
 
 
さて、今日のコンテンツです。 
   


「今までいつも満室だったアパートの部屋が、どうも最近埋まらなくなった。」

「空室の期間もひところより長くなった・・・。」 
  
 
何年も前からこんな大家さんが増えています。

そこで、大家さんはいつもの不動産屋さんに催促の電話を入れます。


大家:「家のアパートどうなっていますか?部屋は埋まりませんか?」


不動産:「チョッと今は時期が悪いですからね。
      いろいろ広告を打って努力はしているんですがねえ〜。
      こんな時代ですからね。家賃も少し検討されないとね。」


大家:「そうですか・・・。やはり高いですか。
     それでは、家賃はそちらにお任せしますから
     空室、よろしくお願いします。」
 

不動産:「なるほどそうですか。わかりました。」

     「家賃はお任せいただいて、その条件でもう一度
      出してみましょう。」

     「それからもう少し様子を見てみましょう。」


こんなやり取りが大家さんと業者さんとの間でされることが
多くなっています。


しかし、どうでしょうか? 


『家賃』だけの問題でしょうか?


この不動産会社は、世の中の景気だけを伝えて
肝心のアパートのことについて伝えていません。


賃貸市場が厳しいことは伝えても、
大家さんのアパートに入居者が
なぜ、入らないのかその原因を伝えていないのです。


市場が厳しいことはほとんどの大家さんも気づいています。


しかし、その解決策が家賃の値下げだと
伝えるぐらいでは不動産業者としての
使命感、責任感は果たせていません。


家主として一番聞きたいことは、そのアパートの悪い部分。
 

そこを是正し改善したら、入居者が入りやすくなるし、
業者の立場からして入居者にも勧めやすくなる、
ことを聞きたいのです。


そういったアドバイスが大家さんには一番ありがたい助言なんです。


にもかかわらず、ほとんどの業者さんが家主に対して
こういう対応をしています。


いろいろな理由があると思いますが

たぶん、こういうことであろうと思います。


まず、大家さんのアパートの欠陥は、大家さん自身の
欠点を指摘するのと同じこと。
 
 
アパートは大家さんの分身であり、
悪いところを指摘することが、大家さんの所有物にけちを
つけるようで、業者として遠慮があって言えない。


また大家さんによい顔をしたい。悪者になりたくない。
おそらくこんな心理が働いているのではないかと思います。

 
それから、不動産業者の立場として
「ココを直したら絶対に入居者が入る!」とはいえない。

もし入らなかったら、そのために自分に責任が出てくる。
できれば責任を回避したい。


そういった消極的な姿勢が
アドバイスしない理由となっているようです。


私の場合などは、利害の無いコンサルティングですから
大家さんから相談があったときは歯に衣着せぬアドバイスを
しています。(もちろん大変失礼ですがと断っておきますが・・)


素人の大家さんは、私の話にショックを受け、
賃貸市場の現実の厳しさを垣間見ることになります。


大家さんは自分の物件を誹謗中傷されるわけですから
いい気持ちになるわけがありません。


しかし、それを認めない限りは、状況が好転することもありません。

 
またそれを理解したうえで、危機感を持たなければ
大家さんご自身が本気になるわけが無いのです。


チョッとしたテクニックやノウハウで空室が埋まるほど
現実は甘くはありません。
 
 
20世紀型の借家経営をいまだに
引きずっている大家さん自身の意識改革がなければ
空室対策を打つ効果は半減します。


不動産業者さんは大家さんに真摯に対応してあげることです。
 

業者としての誇りに懸け、真剣に説得アドバイスすれば
大家さんもわかってくれます。


それは最終的に【大家さんのため】になることですから・・・。


賃貸住宅市場はこれから大競争時代を迎えます。


勝ち組として生き残れるのは、
 
大家さん、
あなた自身の本気度ですよ。
 
 
 


最後までお読みいただきありがとうございます。


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