HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第405号〜
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2011.9.30 vol.00405
こんにちは!
空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
竹末は頑張ってメルマガを書いてます。
応援よろしくお願いいたします。
今日で9月も終わりますね。
朝、夕はすごしやすい季節になりましたが
お元気でしょうか?
竹末は、明日大阪でセミナーをやります。
読者さんに会えるのをとても楽しみにしています。
今日、事務所の近くの喫茶店で
モーニングを食べたんですね。
たぶんここのモーニングは市内で一番安い
モーニングだろうと思います。
内容はコーヒー・スープ・食パン2枚・ジャム・バター・
盛り上がったサラダ・目玉焼きにハム・最後にお茶。
この内容でわずかたったの350円!
この内容だったら通常の喫茶店であれば500円はするでしょう。
でも、ここの喫茶店は古くからやっていて
あまり儲ける気が無いみたいで、何十年も価格は据え置きです。
何十年も時間が止まっているみたいな感じです。
たぶん、店主のおじさんは毎日忙しい(年間363日営業)ので
他のライバル喫茶店のメニュー価格を調べていないのでしょう。
それはそれで消費者の私にとってうれしいのですが
ただ、少しだけ難点があるのです。
それはお店が汚いこと。
机も椅子もすべて何十年前のままで
若い人は一切、近寄りません。
ときどき、ゴキブリも見ます。(笑
来店客のほとんどが、ジジとババばかりなんですね。
一世を風靡したこういう「純喫茶」って、
町から少しづつ消えていきますよね〜
さて
現代は、20、30年前の大量生産、大量消費
の時代が終わり、全てのモノ、商品、サービスが
大きな変化を遂げています。
片や賃貸住宅はどうなのかといえば、
いまだに過去の賃貸経営を引きずりながら、
殻を破れない大家さんも多数存在しています。
今までのように平凡であることが良しとされていた
時代と違って、消費者は常に新しいものを追い続け、
個性豊かな世代は他と違ったものを求めるようになりました。
賃貸住宅は並みの物件や高付加価値、サービスがなければ
入居者が満足してくれない時代になったのです。
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これからの賃貸住宅の行方は?
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現代は入居者の趣味、関心ごと、生活、ライフスタイルが変化し、
入居者ニーズが細分化されてきています。
「万人に受けるような商品」はとっくに廃れてしまったのです。
これからの賃貸経営は消費者の細分化された
ニーズに応えなければこの厳しい賃貸市場で勝ち残ってはいけません。
そこで明確な「コンセプトを持った賃貸住宅」という発想が
必要になってきます。
大家さんは、これからは常にチャレンジ精神を持ち
新しいマーケットを創造していかなければなりません。
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商品開発のためにリサーチする
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商品つくりに欠かせないのがリサーチです。
たとえば、仕事を中心とした生活から
趣味やスポーツなどの余暇活動。
どんな余暇活動が伸びているのか衰退しているのか、
またどのくらいの人口を抱えているのか、
こういった市場調査をしなければなりません。
病気や健康など人の悩みを解消したり、物欲食欲などの
人間の欲求を満たしたりするニーズもあるでしょう。
また「エコロジー」というキーワードも
欠かせません。地球環境を守ることは我々現代人の
与えられた使命、課題なのです。
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商品を消費者に認知させるためにメディア戦略を活用
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コンセプトを持った賃貸住宅を商品化し、
入居者に利用してもらうために商品を消費者に認知して
もらわなくてはいけません。
不動産客付け会社へ客付けを
依頼しても期待に応えられるかどうかは疑問です。
もちろん、不動産会社にも協力してもらいますが、
大家自身も集客のための戦略を立てなければなりません。
その戦略方法が「メディア戦略」です。
大家さんは他人に依存するばかりでなく
集客の仕組みを自ら持っていたほうが
将来安心して経営ができます。
そのためにはオンラインではインターネットの
ウエブサイトやメールマガジン登録、SNSなどを活用します。
またオフラインでは看板や新聞折込のチラシ、ポスティング、
タウンページ、口コミなどを利用すると良いでしょう。
最近は自分でお金をかけずに広報する媒体が
インターネット上にたくさんあります。
そういったものを利用して
どんどん入居者にアピールしましょう。
比較的若い世代の大家さんはこのようなツールを活用して
情報開示し入居者をどんどん集客しています。
時代にあったインターネット上のツールを使えば
素人さんでも客付け会社さんもびっくりするような
効果を得ることができるのです。
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顧客が何を求めているのか?
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賃貸経営で一番重要なことを述べたいと思います。
ビジネスの世界でも賃貸経営の世界でも、大家として
考えるべきことは「顧客が何を求めているのか?」
ということを原点に考えることです。
顧客(入居者)の声を無視して経営は成り立ちません。
大家さんは消費者(入居者)の目線で物事を見ること。
そしてそれができたなら、それを物件に取り込み改善することです。
勘違いしないで頂きたいのは、設備を常に新しいものに変える
だけで顧客を引き寄せられるという錯覚です。
顧客がほんとうに望んでいることを満足させれば、
賃貸条件が悪かったとしても顧客は多少のことは
目を瞑り我慢してくれます。
ですから、最新の設備を導入しなければダメだと
いうわけではないのです。
入居者が物件を内覧して感動しワクワクさせることが
できれば、あなたはきっと入居者から感謝され
大家冥利に尽きるのではないかと思うのです。
入居者へ家主の「ココロ」を提供してあげませんか?
こういった話も大阪のセミナーでしますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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