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これを知らずにアパート経営をしてはいけません。 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ◇ ■ アパート経営で成功する人・失敗する人 ◇ ■ http://www.kuusitsu110.com ◇ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 2005.10.20 vol.0040 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目次 ◇ 家賃を下げるのは最後の手段 ◇ 適正家賃を研究し家賃相場を知る ◇ 建築費のコストが家賃に転嫁されている事情 ---------------------------------------------------------------------- ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 家賃を下げるのは最後の手段 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 家賃を下げるのは最後の手段です。 あらゆる手を使って駄目なら家賃を下げることです。 不動産会社の「空室」の言い訳は、家賃が高いことから始まります。 そして、ほとんどの不動産会社は家賃を下げるアドバイスをします。 これは不動産会社にとって、一番簡単で安易な助言なのです。 不動産会社は、空室を埋める方法や手段について様々なアドバイスが できるはずです。 努力した上での家賃値下げなら納得できますが、工夫も努力もせずに 家賃を下げることは、家主側の利益を考えていないということです。 私自身、空室のコンサルティングをする時は、最初から家賃の値下げは 言いません。(あまりにも高い家賃の場合は例外ですが・・・) 実際にコンサル経験で、家賃を下げずに空室を埋めたことは 何度もあります。 家賃を下げることばかりが空室対策ではないのです。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 適正家賃を研究し家賃相場を知る。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 家賃の見直しを図るためには 適正家賃を把握し、現状の家賃相場を知ることからスタートします。 自分の物件は10年前に建設した時の高い家賃設定になっていませんか? もう一度、見直しをしてみましょう。 今後の賃貸市場は、以前のように最初につけた家賃が永遠に維持される ことは決してありえません。また家賃が上がることもありません。 アパート、マンションの家賃は新築時より 5年後、10年後、と古くなればなるほど確実に下がっていきます。 需要と供給の関係が改善されない限り、状況が良くなることも ないでしょう。 また、現在はデフレの時代です。物の価値が下がり不動産もバブル時 より大きく下がっています。 周辺では新築のアパートやマンションがたくさん建てられています。 そのような賃貸市況の中であなたの所有する賃貸住宅は競合する 市場に曝されているはずです。 さらに入居者の情報取得はネットや情報誌等で簡単に手に入り、 短時間で物件が比較検討される時代なのです。 適正家賃を知る方法は、賃貸情報誌を2,3冊購入し、その地域の 似たような物件を選び出します。 つぎに築年数が近く、同じ間取りのものを選び、家賃を面積で割ります。 1uあたりの単価が分かりますので、それを目安にして、自分のアパート の家賃と比較してみてください。→ ○○○○円/u あなたの空室になった部屋は他と比較して高くはないですか? またこのようなことも検討してください。 ■地域の不動産会社と相談して家賃を変更する。 不動産会社が地域のことは一番良く知っているはずです 不動産会社の適正家賃感覚は、鋭いものがあります。 彼らは日常の仕事で、感覚的にこのぐらいだったら入るだろう と、いうことをよく知っています。 その際、落胆はしないで下さい。 大きく違う場合は、あなたの新築時の家賃値付けが高すぎたのです。 実際にはメーカー、建築会社が値段をつけるケースが多いのですが、 それを適正に直すだけです。 ●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 建築費のコストが家賃に転嫁されている事情 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━● 数年前、ある郊外で、空室の実態調査をした時の話です。 入居者もアパートとマンションの区別はつくのでしょうが、 基本的には「鉄筋コンクリート造のマンションのほうが 居住性能がよい」(防火性、遮音性の面で)ということは ご存知のようです。 しかし、2階建てプレファブアパートや木造アパート等と 鉄筋コンクリートのマンションでは建築コストが大きく違います。 そしてそれが経営収支上家賃に転嫁されるため、家賃も大きく 違ってきます。鉄筋コンクリートの賃貸マンションの家賃が 高い理由はココにあるのです。 そのため、同じ間取り、同じ設備、同じ広さであっても 2階建てアパートの家賃と数万円も違うことがあります。 しかし現実は居住性能が良く、見栄えの良いマンションであっても、 家賃が高ければ入居者は敬遠するのです。 実際にその地域で2階建てアパートの入居率は96%、マンションの 入居率は82%で、なんと10%以上の開きがありました。 これから推測すると、不景気のせいでもあるとは思いますが、 入居者は、住まいを家賃の高低で選んでいるという事実もあるのです。 地域性や経済事情もあると思いますが、大都市圏と違って地方では 入居者の考え方が違うということでしょう。 余談ですが、あるオーナーさんは鉄筋コンクリートの5階建て マンションを計画していたのですが、このデーターを見たとたん 急遽プレファブの2階建てアパートに変更し建設されました。 ┏□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□┓ 今週のワンポイントアドバイス ┗□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□┛ サラリーマンの所得が下がる時代、高い家賃は敬遠され 低い家賃に入居者は集まってくる。データーを見る限り それがはっきりした理由なら、高コストの鉄筋コンクリ ートマンション建設は再考を要する。 これから、このメルマガはまだまだアパート経営の秘密を 解き明かします。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ★アパ、マン経営の秘密とはこれまでの賃貸住宅経営を 否定することから始まります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【アパート経営で成功する人・失敗する人】バックナンバー
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