HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第395号〜
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2011.9.1 vol.00395
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
竹末は、頑張ってメルマガを書いてます。
応援よろしくお願いいたします。
ついに、9月に入りました!
まだまだ暑い日が続きますが
夏男の竹末は、夏の暑さに強い人間ですから
あまり堪えません。
だから、夏に汗をだらだら流している人を見ると
気の毒でなりません。
「さぞかし、暑いんだろうなー」
と同情することもしばしば。
しかし、反対に冬の寒さに弱いんですね。
冬はいつも「寒い、寒い」を連発していて
冬に薄着をしている人や半袖の人なんか見ると
「うらやましいなー」と思いますね。
竹末は3日から始まるレンタル収納ビジネス研修のため
いま、東京にいます。
さて、、、
4、5日前の記事を見ましたか?
大京、構造欠陥で異例の建て替え 川崎のマンション
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011082701000427.html
ー東京新聞webー
上記の記事ですが
「構造欠陥」という表現では優しすぎます。
これははっきり言って「手抜き工事」です。
鉄筋コンクリートの構造体の中へ
木切れや発泡スチロールが混入していたそうで
どの程度の量が混じっていたのかわかりませんが
なんか、30〜40年前の建築工事を思い出させます。
実は、その頃はこんな工事は日常茶飯事でした。
当時の職人のモラールは低く
自分たちで処理もしないで
型枠の中の木切れやスチロール、飲みかけのカンカラなどの
始末は、若い新卒の現場監督の仕事だったんです。
刻々と迫る「コンクリート打設時」の狂いそうな忙しさの最中
型枠の中の養生もせずにコンクリートを一気に打ち込んだんでしょうね。
高度成長期・・・
当時のゼネコン、建築会社は、鉄筋量やコンクリート量を
落として工事費を浮かすことなど平気でやっていたのです。
また、工事の一括外注は
現在でも建設業界ではごく当たり前のことで
▼建設業法
(一括下請負の禁止)第22条
1.建設業者は、その請け負った建設工事を、如何なる方法をもってするを問わず、
一括して他人に請け負わせてはならない。
2.建設業を営む者は、建設業者から当該建設業者の請け負った建設工事を
一括して請け負つてはならない。
3.前二項の規定は、元請負人があらかじめ
発注者の書面による承諾を得た場合には、適用しない。
俗に言う「丸投げ」なんですが
「丸投げ」のまた「丸投げ」なんてことも
しょっちゅうありました。
さらに、その「丸投げ」のまた「丸投げ」というのもあります。(苦笑)
元請責任というものがありながら
下請けがやった工事を一切、チェックも確認もせずに
「家(ウチ)が建てました」 といって
クライアントにそのまま建物を引き渡していたんですね。
たぶん、こんな建物は全国にごまんとあります。
だから、本気でどの建物も調査すると
大変なことになるのでないか、と思いますよ。
建設業界の不透明さはいまさら始まったことじゃない、です。
こういった機会がないと
消費者には、なかなかわからないじゃあないか、と思いますね。
いい機会ですから、もっと公にした方がいいんじゃないかと思います。
その方が今後の業界発展のためにもなることですから。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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