HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第357号〜
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2011.5.2 vol.00357
◆東北地方太平洋沖地震による被害を受けられた皆様に、
心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧そして復興を心からお祈りしております。
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
GW真っ最中です。
竹末は連休中にも関わらす配信を続けます。(笑)
さて、、、
昨日、東京のある大家さんから
電話が入りました。
数年前、九州のある地域で
国立の総合大学が移転し
その地域へ
2棟の学生用賃貸マンションを建てたところ
その後、すぐ近くに
百戸規模クラスの学生用の新築賃貸マンション
ができたそうです。
そのため自分の物件が入らなくなり
空き部屋が多くなってきて
それで急いで私の空室対策の教材 を
を見つけ申し込んできたようでした。
ここで
私の長い賃貸業界の体験から申し上げますと・・・
新しく開発された街、区画整理した街
大きな企業進出したり、大きな大学が移転する、
ような地域で
人やお店がどんどん流入してくるようなところは
一見、街が発展しそうに見えて
誰が考えても大変、良さそうに見えるかもしれませんが
必ず
「同じことを考えている人」
「恩恵を受けようとする人}がいて
その地域にライバルも競って参入してくるということです。
もちろん、考えられるライバルは
オーナーさん(地主)ではなく
建てる人たち・・・
建築メーカーさん、建築会社、ゼネコンさん
・・・ですね。
したがって
今までのようなゆっくりとしたペースでなく
賃貸物件の供給のスピードが恐ろしく早い。
必然的に賃貸物件は新築ラッシュで競合状態となり、
入居者は新築物件へ流れるという構図。
新築物件であっても、
一回入居者が入ったものや
一回転したものは
すぐに「中古」の烙印を押されます。
入居者は、物件がいくらでもあるのですから
同じ家賃なら、新築の匂いがプンプンする
賃貸の方が良いに決まってます。
1K築2年50000円の
入居者が一度使用したものより
1K新築50000円の
誰も使用していないぴかぴかの方が選ばれるわけです。
こうして需給のバランスが崩れると
その地域で賃貸の競争市況に突入していくのです。
市場をよく調査、把握していないと
大きな荷物を背負うことになります。
そういう意味では
不動産の投資をするなら
仮に、寂れて発展しそうにない街であっても
「ライバルのいないマーケットを探す」ほうが
賢明かもしれませんね。
これ、私の業界28年間の経験談です。
十分にお気を付けくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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