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2011.1.24 vol.00330
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末 治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
全国賃貸住宅新聞に記事が掲載されました。
こちらがブログ記事
http://plaza.rakuten.co.jp/kuusitsu110/
賃貸経営コンサルティングを
首都圏でも活動できるように
今年から、オフィスを東京の神田に開設しました。
今後、首都圏の悩める大家さんにも
相談に乗れるようになれましたので
ぜひ、ご来社くださいね。
さて、
今日は、東京の方には辛口で
賃貸経営に関連した話ではありません。
ご勘弁を。。。
竹末が去年の夏ごろから月に一回ほど
1週間ぐらい滞在し
東京でものを見たり、いろんな人とお話しして
気がついたことをお話しします。
東京及び、首都圏の方には
耳の痛い話かもしれませんが
気を悪くなさらないで聞いてください。
それは
地方の経営者と比べて
「東京の商売人は努力が足らない」ということです。
竹末は
ある時、食事をするために
神田駅前の回転ずしのお店へ飛び込みました。
運悪く、そのお店のすしは不味かったのです。
不味いところへ入ったなと思ったのですが
すでに席へ座っていたので
仕方なく注文し
そこそこ食べて店を後にしました。
「不味かったなぁ、もう二度とこんな店くるもんか」
と口の中でぶつぶつ言いながら
この店はリピート客は得られないだろうなと思いました。
でも
2、3日たって、その店の前を通ると
お客がけっこう入っているではありませんか?
結局、いつ前を通ってもそれなりにお客が入っているのです。
高くて不味いのに、よく入るなぁと思いつつ
よくよく考えてみると
駅近の飲食店で、お客には不自由しないところです。
お客はたくさんいて
「とりあえず、入ってみるか」というお客さんも
いるわけで、実際には一元客ばかりなんです。
魚の群れがたくさんいるところへ
釣り糸を垂らし
エサはゴカイとかミミズでもなんでもいいのです。
エサを慎重に選ぶ必要さえない漁場なんですね。
お魚がうようよしているのですから。
しかし、
地方へ行くとそうはいきません。
売り上げを上げてくれるお客さんの絶対数が少ないのです。
(一元さんが少ないということ)
そのため、
経営者はあらゆる努力、工夫、研究をしなければ
お客はたくさん来てくれません。
当然、一元客だけでなく
リピートしてくれるお客が増えるような努力も
常にしていなければならないのです。
東京や首都圏には膨大な人口、市場があります。
また、どんなビジネスでも成り立つところです。
それゆえ、
東京で商売する人は、
自分の環境の有利さに気づいていない
ような気がします。
また、ある意味その市場に甘えているのかもしれません。
先の回転ずしのように、味は不味くても
一元客さえ相手にしていれば
また、店さえ開けていれば誰でもお客が入ってきて
それで十分飯が食えるような市場で
本気で商売の向上のための経営努力などしなくて済むんですね。
地方だったら、その回転ずしはとっくに潰れています。
だから、飲食店でちょっとおいしいというだけで
東京では行列ができますよね。
ほんと、辛抱強く待ってますね ー。 (笑)
ここに首都圏と地方との大きな格差があるんですねぇ。
競合は多いだろうけれど
人とちょっと違った視点で行動すれば
それを受け入れるだけの市場があるっていうのは
すごいところですよね。
ほんと、うらやましいですよ。東京は。
あなたの賃貸経営で、今の市場や環境に
甘えているところはありませんか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日の話はいかがだったでしょうか?
東京というマーケットを
冷静に見つめるとこんなことです。
他所(地方)から見た東京という街は
東京の人たちは
意外とわかっていないかもしれませんね。
灯台下暗し。
それでは
また、メールしますね。
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