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2010.06.08 vol.00271
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
さて
確か今年の2月頃だったと思います。
電力会社さんの主催・企画する入居者座談会があり
コメンテーターとして参加しました。
2日に渡り8組+8組、計16組
34〜5人の入居者が参加してくれました。
入居者層は新婚カップルやファミリーで
20代30代の方ばかりです。
地域や入居者の層、所得層によっても違いは
あると思いますが
そのときの内容についてちょっとお話しますね。
意外だったのは
物件を見つけるツールとして
入居者の方がインターネットを
あまり活用していなかったということ。
情報誌やインターネットをミックスさせ上手に利用し
最終的には不動産会社の紹介で決めている人が多いようで
ファミリーの30代の人って意外にアナログなんですね。
他にも入居者が選ぶときのポイントをまとめてみると
築年数にあまりこだわらず
部屋のリフォーム次第で良し悪しを決めている。
(※築20年以上の物件を持っている大家さんには
朗報です。古いからって悲観しないで
リフォームの知識を磨いてくださいね)
住まいとして日当たりは絶対。
そのほかに収納スペースの不足など。
転勤族と違って
実家に近いってことも大きな理由でした。
他にも
意外と思われるのは
大家さんとのコミュニケーション。
入居者は家主のことが気になるらしく
ここでも
「顔の見える大家」と「見えない大家」
との差別化が問われるんですね。
いつの時代でも大家と店子との関係は
存在するもので
「店子にとって大家は親代わり」という
古い昔からの言い伝えがあるのも
わかるような気がします。
で、そこまで入居者が大家との関係を
重視しているなら
先日、ある年配の大家さんにも言ったんです。
わたし:「入居者は大家さんのこと信頼しているようですよ
私がいろいろ調べてみると、仲介する不動産屋さん
より大家の方が安心できるんです。」
「だから、逆にそれを利用できるんです。」
「案内チラシやHPなどを作っている大家さんは
そこに大家さんの顔写真を載せるといいですよ。」
大家:「ええ〜!それはちょっと・・・」
わたし:「大家の顔が出ていると入居者は安心するみたい」
「たぶん、効果はあると思いますよ。
やってみたら?」
大家:「公衆の面前で自分の顔を出すのは
ちょっと、抵抗がありますね。」
わたし:「別に減るもんじゃないし個人情報うんぬんって
言っていたら何もできませんよ
それに大家さんは商売をやっているんですからね。」
大家:「う〜ん、少し検討させていただきます・・・」
わたし:「消費者は誰から商品を買うのかが気になるものです。
賃貸だって誰から借りるのか?
気になるのは当たり前のことですよ。
賃貸という商品は高額商品ですよ。
高額商品であればどんな人から借りるのか
知りたいのは消費者として自然な欲求です。」
大家:「そうですね。HPにわたしの写真載せてみましょうかね」
わたし「そうですよ。インターネットってそんなに信頼が
できる媒体ではありません。消費者はみんな疑っています。
最近は不動産屋さんのHPを見ても
けっこう営業マンの顔写真が載っているのもありますし
そういう意味で顔写真は【信頼の証】なんです。」
ということで
過去、たくさんの大家さんのHPを見ましたが
大家自身の顔写真を載せているHPを
まだ一度も見たことがありません。
この大家さんどうなったか
まだ結果は聞いていませんが、たのしみですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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