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2010.04.02 vol.00251
おはようございます!
空室対策コンサルタントの 竹末治生です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
さて
今後、我々家主の経営はますます追い詰められていくようです。
まずは、このレポートを見てください。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/2487165.html
<第61条>
「面会・文書送付・張り紙・電話等の手法を問わず、
人を威迫する行為を禁止する」
:【威迫する】
威力を示して相手を脅し従わせようとすること
民主党さん、冗談じゃあありません。
基準はどうなのか、ということです。
受ける側(滞納者)の感じ方で
大きく変わります。
相手側が脅しだと感じれば
威迫になるだろうが
本人(家主側)がそのつもりがない場合、どうなるのか?
そこらへんの具体的な基準がなければ
滞納者はこの条項を利用する恐れがあります。
弱者を保護、増長させる政策は
いい加減、ほどほどにしてもらいたいものです。
無銭飲食で逃げた人に
「お金を返せ!」と威圧した場合、
お店のオーナーは無銭飲食者から訴えられるのでしょうか?
無銭飲食者は社会的弱者なので
「お金を払わない人は弱い立場の人だから脅してはいけませんよ」
「店主は我慢しなければいけません。」
ということでしょうか?
飲食者は値段の付けられた商品(食事)を購入し
満足を得た(腹一杯になった)わけですから
それに値する対価を当然払わなければいけません。
その対価を払わないことは泥棒と同じで
無銭飲食はりっぱな犯罪行為です。
家賃を滞納する行為はこれと同じでしょう。
どう、違うのでしょうか?
スーパーで商品を盗むのだって泥棒ですよね。
民主主義の社会だって、社会主義の国や社会だって
泥棒は世界共通で犯罪です。
その犯罪者には人権があって
「人権」というのは尊いものだから
尊重しましょうと言っているんですね。
確かに、犯罪者でも人間ですから人権は認めます。
でも
国もマスコミも、入居者は「社会的弱者」で
我々家主は「社会的強者」とみなしているきらいがあります。
弱者は「善」で強者は「悪」という見方が
この国の考え方です。(マスコミは特に)
私も大家の端くれとして
しばしば
入居者への滞納家賃の催促や督促は行います。
初めてであれば
柔らかい口調で
「まだ家賃が入っていないようですが
すぐに入れてくださいねぇ〜ん」
という優しい、もの言いで促します。
しかし、明らかに常習で
それが何度も何度も続くようであれば
強い口調で催促します。
その口調が威迫するような言葉であれば
また、人を威迫するような行為であれば
私は入居者から訴えられるんでしょうか?
それとも、
入居者から家賃を踏み倒されるのを
黙認しなければならないのでしょうか?
仕方なく
泣き寝入りをしなければならないのでしょうか?
冗談じゃない、払わないあんたが悪い!
人権という言葉が拡大解釈され
弱い人をヘルプすることは
悪いことではないですが
自分の権利ばかりを主張して
自らの義務をまったく果たさない
人達の多いこと。
消費者保護の行き過ぎもどうかなと思います。
消費者の保護という見地から、
基本的原則が助長されて
どんどん違う方向に進んでいって
何か履き違えているような気がするんですが。
その力が大きな権力となって
物を言わせないほどの力を持ったとき
一体、この国はどうなるんだろうと
危惧する今日この頃です。
一大家として意見させていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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