| HOME空室対策実践マニュアル空室対策の徹底攻略セミナーDVD小冊子セミナー情報プロフィール

HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第244号
 
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
◇            【まぐまぐ公認 殿堂入りメルマガ】
■         
◇           アパート経営で成功する人・失敗する人
■                    
◇                『空室対策110番』           
■              http://www.kuusitsu110.com

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
                    2010.3.09  vol.00244

 さて、、、

 いつも、メルマガを出すたびに3〜4通のメールを頂きます。

 ありがたい感想も頂きますが、質問もちょくちょくあります。


 そこで、今日は、

 読者さんから頂いたせっかくの質問回答ですので
 メルマガに掲載しますね。

 あなたのアパート経営の参考にしてください。


 【ご質問】

 いつも面白く購読しております。
 さて、リフォームの利率を求めるのにどの様に考えれば良いのか ?
 教えて下さい。例 木造築21年 2階建 25坪 一戸建て 家賃 9万円
 将来リフォームしない場合の予想家賃 8.2万円
         した場合の予想家賃   8.7万円
 ここで云うリフォームとは未だ使用出来るが将来客付けの難易度を低くする。
 現状回復費用外で例えば、外壁のサイデングの張替え等その費用が
 60万円とした場合
 リフォームをした時としない時の年の家賃差額
 5,000円×12=60,000円
 60,000円÷600,000=0.1  10%
 10年で元がとれるで考え方で良いのか??
 築21年で +10年もかかるなら、耐用年数22年/木造
 最低限の現状回復だけをやり家賃を入居時毎に
 デスカウントしたほうが良いのか ?アドバイスよろしくお願いします

 【お答え】

 家賃の差額で数字を検討するのはどうかなと思います。
 このような計算をすれば、賃貸経営はあまり儲かる
 ものではないので、何をやっても成り立ちません。

 リフォームをやって8.2万が8.7万に値上げが本当に可能なのか
 8.7万で本当に入居者が入ってくれるのか
 先にこのあたりを押さえておかなければなりません。

 たしかに費用対効果で家賃の差額分が
 投資額に対して何年掛かるかという計算もよく理解できます。
 しかし、これは部屋が満室になったときの計算ですね。
 今後10年間、そのぐらいのリフォーム投資だけで
 満室を維持できるでしょうか?しかも家賃もアップして・・・
 数字というのは予測できないことは読み込めないのが問題です。

 むしろ、大雑把に60÷8.7=約6ヶ月で元が取れて
 それ以降は儲けだと、考えたほうがよいのではないでしょうか?

 また、22年というのは税務上の扱いで木造の法定耐用年数です。
 実際の建物はそれ以上に持ちますので、この数字に固執することはありません。

 こう考えてください。

 「リノベーション」すれば別ですが、60万程度のリフォームは
 家賃を上げるための行為ではなく(気持ちはわかりますが)
 入居付けをよくするための付加価値。
 空室にしないための付加価値。
 家賃を下げないための付加価値。
 として考えたほうが良いのではないでしょうか。

 ものの考え方として、借家を長期で堅実に経営したいのなら
 リフォームは空室対策のための手段の一つだと考えて
 良いとおもいます。

 アレコレいいましたが

 結論として
 築21年なら、手を入れればまだ十分役に立ちますし
 あと、10年は引延ばすことができます。
 そのためにもう少し投資額を増やしてフルリフォーム
 スケルトンリフォーム(再生)を視野に入れ、
 新築同様にしたほうが良いかと思います。
 解体して新築するほうが効率が悪いです。

 あなたが「不動産の投資」を数字で解決できると思っているのなら
 納得できないでしょうが
 これからの賃貸経営の危機的な将来を考えると
 こう考えざるを得ません。



 ---------------------------------------------------------
 空室対策アドバイザーの竹末が自信を持ってお勧めする教材
      【空室対策の徹底攻略セミナーDVD】

  新ノウハウ ”空室対策セミナーDVD”で空室率を15パーセント
  も改善した大家さん。成功事例がゾクゾク報告されています。
  先日私の知っている70代の大家さんで「すごい情報だ」といって
  繰り返し4回もDVDを見たという人もいるほどです。
  内容については自信がありますので365日以内なら
  【全額返金保証】がある教材です。あと残り23部です!
   ⇒ http://www.kuusitsu110.com/meru/dvd.htm
----------------------------------------------------------




 【ご質問】


 > いつも有難うございます。大変有益なアドバイスでした。

 > 先生の教材を買い勉強中ですが、教えていただきたいことがあります。
 > 大家としてこれから勉強する知識は何が役立ちますか?
 > 定年まで4年ですので準備に入ろうと思っています。
 > 宅建、FP,簿記、?将来不動産屋さんをやる気はなく、
  > 自分の管理物件(40世帯のマンション、貸事務所2か所、駐車場)
 > をしっかり管理する目的です。よろしくお願いいたします。


 【お答え】

 定年まで4年あってお時間が取れるなら
 また、賃貸経営を今後定年後の人生のお仕事にするなら
 宅建やFPの知識もあるとよいですが
 賃貸で一番、実益的な知識は「建築、リフォーム」の知識でしょう。

 今後、アパートやマンションはリフォームが増えてくると思います。
 大家さんがこれからの厳しい賃貸市場を生き抜いていくには
 空室の解消が最重要課題です。

 そのために、空室を改善するための建築やリフォームの知識は
 「必須だ」と思われます。年々古くなっていく建物をいかにして
 保守管理し最高の状態に保全し経営を安定させるか
 がカギになります。

 管理会社にお任せにせずに
 自分で専門職へ発注するぐらいのことができれば
 体験的にリフォームのスキルが身に付いてくるでしょう。

 また、賃貸に関わる知識は、宅建ほどの
 高度な知識は必要ないと思います。
 宅建は不動産の仲介や売買を中心とした
 業務上知っておかなければならない知識で
 不動産をコンサルする時に役立つ知識です。

 むしろ、賃貸不動産経営管理士協議会がやっている
 賃貸不動産経営管理士の資格のほうが役立つと思います。
 
 参考までに
 http://allabout.co.jp/finance/realestateinvest/closeup/CU20090327A/?FM=rss_realestateinvest


 今の内に取れば国家資格になる可能性もあるそうですから
 良いかもしれませんね。

--------------------------------------------------

 

 最後までお読みいただきありがとうございます。

【アパート経営で成功する人・失敗する人】バックナンバー



メルマガ登録・解除 ID: 0000146265
まぐまぐ殿堂入り【アパート経営で成功する人・失敗する人】
大家さんの様々な空室問題解決のために、具体的なノウハウや気付きをお送りします。
   
≫創刊案内文はコチラ powered by まぐまぐトップページへ




copyright(c)2010 kuusitsu110 all rights reserved