HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第232号〜
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2010.01.15 vol.00232
こんにちは!
空室対策アドバイザーの 竹末 治生 です。
いつもメールニュース講読ありがとうございます。
少し前にメルマガ上で
全国の空室率をご紹介しましたね。
確か「HOMES不動産投資」だったかな。
http://toushi.homes.co.jp/owner/
あのデーターは5年前のもので
チョッと古いようです。
今回は比較的新しく信憑性のあるデーターですので
ご紹介しますね。
全国の各県毎の貸家の空室率が総務省より
5年ぶりに発表されました。
(週間全国賃貸住宅新聞より)
http://plaza.rakuten.co.jp/kuusitsu110/
すごいことになっているでしょ!
比較しててみるとわかるけど
ホームズの5年前の空室率のデーターと大きく違うことがわかります。
空室率の一番高い県が
福井県の44.23パーセント。
で、空室率の一番低い県が
沖縄の13.18パーセント。
全国を平均すると23.07パーセント。
貸家の4つに1つが空室になっているということですね。
恐ろしいことですねぇ。
今後、少子高齢化が進んでいきますし
また、この不景気もたぶん、4〜5年は続くでしょうから
空室率は大きく改善されないと思います。
「不動産投資」もよーく考えたほうがいいと思いますよ。
さて、、、
今日は、私と大家さんとの空室相談の中から
読者さんのためになると思われるものを抜粋し掲載します。
ご参考にしてくださいね。
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●【ある大家さんからのご質問】
御世話に、なります。
昨日は、下記、内容にかかわるご指導を頂きまして厚く御礼申し上げます。
御意見を、参考に前進したいと思います。今後とも、宜しく願います。
さて、昨日のご質問の漏れで家賃相場ですが、
現状であれば、○○万ですが、
これから、賃貸マンション経営は、最も繁忙期になります。
ずばり、1:○万 2:○万 3:○万
の、1カ月家賃の、どれが、よいと思われますか?
(真意は、かすかな期待から、くることですが。)
宜しければ、返事願います。
●【竹末からの回答】
家賃の件ですが、入居シーズンであるということで
お気持ちはよくわかります。
家主として少しでも安くなった家賃を取り戻したいとうのも理解できます。
ただ、私は○○さんの地域の家賃相場を知りません。
家賃相場を知らない人間が安いとか高いとかいう判断はできません。
ですので、
まず、○○さんご自身で家賃の調査をし
近隣の「家賃相場観」を養ってください。
不動産屋へのヒヤリングや情報誌、インターネットで
○○さんと似たような地域にある似たような物件
(築年数も考慮)を探し出し比較検討してみてください。
何故かというと、ほとんどの入居者はインターネットで
探ってきますので、家賃や敷金、礼金などは比較される
ことが多いからです。
インターネットというツールは商品を比較できる
最大の武器なのです。
ですから、
家賃は勘に頼っていてはだめです。
今のような賃貸大競争時代は、常にライバルを研究して
いなければなりません。
他から入居者を奪い取ってくるぐらいの気持ちがなければ
たぶん空室は埋まらないでしょう。
しっかりしたデータを取って調査、研究してみましょう。
自分の物件の家賃は安いのか、高いのか、
家賃相場は一体どのくらいなのか
しっかりとその地域で比較し家賃価格を把握することです。
これをすることで今後の家賃の値付けも
時と状況に応じて臨機応変に変えていくことができます。
時間は少し掛かるでしょうが
分析データーは自分に蓄積され
知識となります。
そういった努力が必ず実を結びますので
ぜひ、やってみてください。
以上です。
よろしくお願いいたします。
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●【ある大家さんからのご質問】
初めまして
いつも楽しくメールニュースを購読しております。
今回、初めて質問メールさせていただきます。
1月12日のメルマガの内容からですが、
「不動産屋さんをサポートしてあげること」とは
具体的にどういうことがありますか?
例えばPOPとか・・・ですか?教えてください。
また、購入した「空室対策実践マニュアル」、
「空室対策の徹底攻略セミナーDVD」
を参考にし、今後の賃貸デフレに勝ち残りたいと頑張っています。
では、お返事お待ちしております。
宜しくお願い致します。
●【竹末からの回答】
こんにちは
空室対策アドバイザーの竹末です。
お世話になっております。
「不動産屋さんをサポートしてあげること」
とは
業務上、不動産やさんにはできることとできないことが
あります。
できることは【入居者を見つけ部屋に案内する】
ことですね。でも、現実には、
それだけで入居者が○○さんの部屋を決めてくれるか
どうかはむずかしいですね。入居者に決めてもらうために
営業マンができないことを側面支援してあげればよいのです。
入居者に内見してもらって営業マンが
○○さんの部屋をなんとか決めたいと思ったとき
「これがあると助かるなあ」と思わせる
ツールや小道具を部屋に用意してあげることです。
たとえば、POPなんかもそうですよね。
他にもチラシや挨拶状とか案内パンフレット
清掃済み貼紙、スリッパや芳香剤、ブリーズドフラワー
観葉植物などなど。
また何もないガラーンとした部屋を見せるより
モデルルームのように家具なんかがあってもいいかもしれません。
こういうことをすると成約率があがります。
このように
挙げればキリがないぐらいの手段や方法があります。
こういったことをすると部屋のアピール力が強くなり
営業マンに○○さんの部屋を覚えてもらえるでしょう。
また、営業マンもそれ以降の入居者が現れた場合
「あの部屋は見せやすいからな」と思ってくれて
入居者を再度、連れて行きやすくなるでしょう。
そういう副次的な効果もあるのです。
だから基本は営業マンへ、いかにサポートするか、協力するか
ということが重要なのです。
以上でございます。○○さんのご健闘をお祈りいたします。
よろしくお願いいたします。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
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