HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第214号〜
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2009.11.04 vol.00214
おはようございます。
空室対策アドバイザーの竹末です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
さて、、、
先日、セミナーに参加された60代の男性大家さんから
相談の電話がありました。
この大家さん、3年前、私のセミナーを受けた後
ちょくちょく電話が掛かってきます。
内容も必ずひとつの質問のみで、相談料も頂けないのですが・・・(苦笑)
物件は築10年。ファミリータイプ12戸1DK35戸
RC7階建ての大型賃貸マンションです。
現在、空室が4つあるとか。
それで、今回はこういう質問でした。
大家さん:「今、賃貸市場は空室率が20パーセントぐらいと
聞いていますが、どうなんですか?」
竹末:「そうですね。確かにここ広島でも20パーセントぐらいの
空室があるようですね。」
「いずれ、後4〜5年ぐらいしたら30パーセント近くに
なるんじゃあないでしょうか。」
大家さん:「そうですか、内はまだマシですね。」
竹末:「そうですね、47戸の内の4つですから、
まだ良いほうじゃあないでしょうか。」
「でも、まだまだ油断はできませんよ!」
「私の経験では、
ほとんどの賃貸が、築10年過ぎた頃から
極端に空室が増えていく傾向がありますから。」
大家さん:「そうですか。それで、実は相談なんですが
不動産屋さんの方から、一応会社契約ですが、
外国人の入居者の話が来てるんですよ。」
竹末: 「フム、フム、なるほど・・」
大家さん:「1DKは病院の看護師さんが10人ぐらい
借りて頂いているんですが、その方達に影響が
あるんじゃないかと、気になるんです。」
竹末:「ふーむ、確かに気持ちはよくわかりますよ。」
「でもねー これから外国人の方も視野に入れておかないと
また、入居者を選んでいると、今後のアパート経営は難しくなりますよ」
「そちらの町は保守的な町ですから、なかなか難しいところ
がありますが、コチラの私の事務所の近くでは外国人なんか
珍しくありませんよ。どこの賃貸でも外国人が住んでいますからね」」
「だから、どこの家主さんも選んでいる時代じゃあない
ことはよーく自覚してますよ」
「それに、外国人といったって、日本に来る外国人は高学歴の人も
けっこう多いし、会社契約だとしたらそれなりのレベルの人
かもしれませんよね」
大家さん:「そうですか。変な日本人よりいいですか?」
竹末:「そうですよ。素行の悪い、挨拶もできない日本人の若者より
しっかりしてますよ。今後のためにも、慣れる意味で外国人に
対する偏見をなくし実験的に入れてみたらどうでしょうか?」
大家さん:「そうですね。いずれ外国人を受け入れる時期が来るんだったら
経験してもいいかもしれませんね。」
竹末:「今後の入居者のキーワードは【高齢者・外国人・ペット】です。
需要として考えると、この膨大なマーケットは見逃せませんよ。」
大家さん:「そういえば、猫を飼ってもいいか、犬を飼ってもいいかって
不動産屋さんからちょくちょく問い合わせがありますから
確かに、そういうニーズは多くなってますね。」
竹末:「そうです。今後の賃貸事情を考えると、大家さんは
そうせざるを得なくなると思います。」
竹末:「ただし、このことだけは気をつけてくださいよ。」
「とにかく事前審査はしっかりやってください。
必要ならば、その入居者と面接をしても良いと思います。」
「それから、、」
「まず、ゴミの出し方。それと生活上のマナー。」
「特に生活上のマナーでは、
韓国や中国の人たちは声が大きいので気をつけることです。
日本人のようにおとなしくて控えめではないですから。」
「また、中国の人は毎日食事が中華料理ですから
換気扇がべとべとになると聞いています。」
「簡単ですが、以上の4点に気をつけてください」
大家さん:「わかりました。気をつけてやってみます。
ありがとうございました。」
ということで、空室の相談が終わったわけですが、
この年輩の大家さんのように
常に賃貸の動向を気にしながら危機感を持った経営を
やっていけば、そんなに空室になるとは思えません。
何事も前向きさ、研究心の旺盛さなんですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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