HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第206号〜
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2009.09.10 vol.00206
おはようございます。
空室対策アドバイザーの竹末です。
いつもメールニュースの講読ありがとうございます。
さて、、、
先日、私のアパートの客付けを依頼している不動産屋さんの
若い営業マンと電話で話をしたんですね。
その時の会話の内容です。
私:「いや〜、今年は厳しいねー。
空室がすぐに埋まる方法で何かないかなあ〜。
できれば、今月中に決めたいんだ。
知ってたら教えてよ。」
営業マン:「竹末さん!
すぐに埋まる方法でカンタンな方法がありますよ。」
私:「んんっ?!そんないい方法あるの?
だったら、教えてよ。時期もどんどん悪くなるし
すぐに埋まるんだったら、どんなことでもするからさぁ。」
営業マン:「ハイ、ハイわかりました。今月中に決めたいなら
○○月限定で広告料を一ヶ月余分に出すんですよ。」
「そりゃあ一ヶ月より2ヶ月のほうが得ですから
営業マンは頑張りますよー。」
私:「えっ!なんだそんなことか〜!
でも、今は営業マンがどんなに頑張っても
入居者が決めてくれなくっちゃぁ、意味はないからなあ」
営業マン:「そんなことないですよ、営業マンのプッシュ次第で
入居者が決めてくれることもありますから。」
私:「うーん、どうしようかなぁ。
結果的には広告料2ヶ月分か、大きいなぁぁ」
営業マン:「・・・・」
私: 「よしわかった、やってみよう! やけくそだ!
一ヶ月余分に出そう!今月一杯までだからね。」
営業マン:「ありがとうございます!
それでは、さっそく頑張ります。
よろしくお願いしまーす!」
と、営業マンの話に乗ってしまった私ですが
よくよく考えてみると
たった一戸の空室のために
広告料2ヶ月分、
家賃のフリーレント一ヶ月分
家賃の値引きの損失分、
敷金の減額分
その他のハード面の設備の追加など
あらゆることをやりつくしています。
一体どこまで費用が掛かるのでしょうか?
こんなに苦労しなければ空室は埋まらないのでしょうか?
家主の苦労は物件を所有する限り続きますよね。
しかし、
家主の「弱み」につけこんで儲けを増やす
客付け会社という連中は
どこまでエスカレートしていくのか?
「広告料」というワケのわからない報酬料を上げ続け
地域の広告料相場の値上げを目論む不動産会社。
ひいては、
「広告料」を業界の慣行にしてしまおうと目論む
不動産業界の思惑。
「広告料」なんて悪習は、何年か前の地方では
考えられなかったんですがねぇ。
賃貸市場の急激な変化で
家主の首は絞められるばかり。
こんなことが続けば、賃貸経営の良さや旨みなんて
これっぽっちもありゃあしないよね。
大家さんのご意見があれば、どうぞ・・・
最後までお読みいただきありがとうございます。
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