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2010.12.29 vol.00169
さて、
米国のサブプライムローンに端を発した
急激な景気の冷え込みは、様々な業種、業態に
影響を及ぼしています。
最近、
いろいろな職業の方に聞いてみるのですが
ほとんどの業種は、夏以降からの売上が
大きく落ちこんでいるようです。
じっくり考えると
今まで積み重ねてきた構造的な変化が、
一挙に崩れた結果で
じつはその裏には根本的な変化が
起きているような気がします。
で、、
ふと、賃貸経営に目を移すと・・・
新築物件の増加により需給のバランスは崩れ
少子化、人口減少が始まり
分譲マンションなどのデベロッパーの攻勢や
入居者の質の変化、生活レベルの変化
などの理由で
賃貸経営(アパート、マンション経営)は
既に『構造不況業種』であった!
ということなんですね。
我々家主はここのところをしっかりと受け止めなくてはなりません。
それで
この不況を乗り越え
来年を予測してみるとですね
チョッと古くさい言い方かもしれませんが
人間生活の根幹である衣・食・住の
「住」にあたる賃貸経営は
0になることはありません。
賃貸住宅の借り換え意欲の減退はあるでしょうが
家賃が低く良質な住宅への引越しが多くなる
という傾向になって来ると思いますよ。
そこで、
築年数の経った古いアパートやマンションを
所有している大家さんは千載一遇のチャンスかもしれません。
そう、
古くなっても値ごろ感のある家賃と
手入れの行き届いた住居
環境の良い住まい
こういった住居として「基本的な要素を持った」
賃貸住宅が求められるようになる
のではないでしょうか。
設備の更新ばかり追い求める入居者ばかりではないのです。
入居者から
「築15年でチョッと古いけど、
家賃が安い割には意外と良いアパートじゃあないか!」
と思わせるような賃貸住宅ですね。
景気が悪くなっても
まだまだ賃貸経営は見捨てたものではありません。
逆に景気が悪いからこそ
こういった堅実で安定したビジネスが見直されるんですね。
大家さんは来年はそんな賃貸経営を目指しましょう。
創意工夫し、努力すれば安定した経営が実現できます。
今年一年間のご講読どうもありがとうございました。
来年も大家さんにより良い情報をお届けしたいと
思ってますのでよろしくお願いします。
最後まで読んで頂いて
ありがとうございました。
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