HOME >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 バックナンバー >> 〜第149号〜
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
◇ 【まぐまぐ公認 殿堂入りメルマガ】
■
◇
アパート経営で成功する人・失敗する人
■
◇ 『
空室対策110番』
■ http://www.kuusitsu110.com
◇
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
2010.08.05 vol.00149
さて、
先日、中心街から外れたある駅の周辺まで
自転車でぶらぶらと視察していたんですね。
自転車でロードサイドを流していて気づいた
ことがたくさんありました。
車ではなかなか見れない光景ですからね。
そこで見たものは・・・
な、なんと、30メートルおきに一件ぐらい
の割合でテナントの空室があるんですね。
アパートやマンションの空室より多い?
これが地方都市の実態なんですね。
特にロードサイドから一歩入った街区のテナントより
ロードサイドに面したテナントビルの空室のほうが
多いんですよ。
しかも、何年も空いているケースが多い。
私は、外から空室看板を掲げている物件の空室を
一つずつ眺めながら確認してみました。
その中で一番多いのがシャッターを閉めた昔風のお店。
この日本では昔ながらの小売のお店は、飲食以外は
もう商売として成り立たなくなったのでしょうか?
また、何代も続いた問屋さんなども次々と
商売が駄目になって店を閉じています。
流通のしくみが大きく変わり大きな資本の
小売店舗が街や郊外のいたるところに
出店し
消費者は魅力の無い小売店舗へ足を運ばなくなりました。
何でも揃い、車利用もでき、長時間滞在できる
消費者志向型の大型店へと人は集中します。
そうやって、地方の商店街は次々とシャッター
を下ろし店を閉じて人通りのないさみしい通りへ
と変わっていくんですね。
人口減少、高齢化の進む地方であればあるほど
そういった状況が顕著になっていますね。
今、日本中至るところでこんな現象が起こっています。
衰退の歯止めは利かず、大都市との地方格差、経済格差が
急速に拡がっています。
普段眺めることの無い街の状況、特に空室の酷さを
実感できた自転車散策ですが
うーん、感無量の面持ちですね。
結局、アパートやマンションだけでなく
テナントも、需要と供給のバランスが崩れ、
もう必要が無い、存在価値もない、
ということでしょうか?
でも、街や郊外ではそんな状況でも建物が
次から次へと建設されていますよね。
そして、必要のないものがどんどん建設されていく。
新しいものでも10年もすればすぐに陳腐化してしまう。
日本では、土地オーナーより建設業の数のほうが多い
のではないかと思うんです。
この矛盾はいったどうなのかといいたいですね。
ということで今日は短めのメルマガで
たまにはこんな話題もいいかなと・・・
最後まで読んで頂いて
ありがとうございました。
【アパート経営で成功する人・失敗する人】バックナンバー