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HOME >> メールマガジン バックナンバー >> 【アパート経営で成功する人・失敗する人】 〜第107号

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 これを知らずにアパート経営をしてはいけません。
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 ■          アパート経営で成功する人・失敗する人 
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 ■            http://www.kuusitsu110.com
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                                                2007.4.13 vol.00107


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           店子の立場、大家の立場を理解する。
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 皆さんも賃貸のアパートやマンション、店舗などを借りた経験が
 あると思います。

 その時店子の立場として、どう感じたか思い出してみましょう。

 今日は店子と大家両方の立場から見た賃貸経営についてお話しします。

 借りる側と貸す側の立場は相反する利益の人達です。

 借りる側から見れば、家賃が安くて環境がよくて質の良い住宅を
 借りて住みたい。一方、貸す側から見れば質が良く滞納などせずに
 長期で借りてくれる入居者を望みます。

 現実としては双方が(条件面で妥協することもあるでしょうが。)
 条件を呑み了解し、お互い納得した上で賃貸関係を結び
 金銭の授受をします。

 良好な関係で、賃貸関係を継続することは、ビジネスであるなら
 お互い当然のことです。

 このように、双方とも利害がある立場であることには違いはありません。

 私は現在、店子でもあり、大家でもある境遇に身を置いています。

 だから、両方の観点から眺める俯瞰的な立場にいるわけです。

 収益物件を所有するまでは、店子の立場を何度も経験しました。

 最近は、東京ルールが施行されたため、借主の権利も強くなり、借主の
 弱い立場も認められるようになってきました。

 そういった時代背景もありますが、以前は借り手側の立場は非常に
 弱かったように思えます。

 例えば、借り手と貸し手の側に立つ不動産業者さんのことですが
 現在のように「管理会社」「仲介会社」というようなはっきりした線は
 引かずに、仲介も管理も一緒に行っていました。

 今でもそういう業者さんはたくさんおられます。

 借主、貸主の間に立つ不動産業者の立場は非常に微妙です。

 貸すときは、入居者は手数料を払っていただけるお客様ですから、
 入居者にはとてもいい顔をします。ところが、いったん住んで退去する
 ときはとたんに家主側につき、手のひらを返すように態度が変わり
 家主側に有利に事を運ぶケースが多いように思えます。

 私自身店子になった経験が数多くあり、体験したから言えることです。
 一体、不動産業者はどちらの味方かと思えることも度々ありました。

 どちらの立場も体験してみてよくわかることであり
 店子の気持ち、大家の気持ちも理解できなければ空室対策には繋がりません。

 大家さんは家主としての環境が長いため、店子としての経験があまり
 ありません。そのため、店子の気持ちが十分理解できていないのです。
 しかし、自分が店子という立場になってみればよくわかることです。

 私は、店子時代が長かった理由もあり店子の気持ちがよくわかります。
 そしてそれを大家、経営する側として取り入れ、空室を解消するヒント
 や知識、ノウハウとして蓄えることができます。

 店子の気持ちや不満。やって欲しいことを掴むことが最終的に空室解消に
 繋がると思うのです。

 断っておきますが、入居者にへつらうということではありません。
 良好な関係を保ちながら経営を維持していくということです。

 大家は貸主としての責任を全うし、店子は借主としての義務を果たす
 ことが理想的な賃借関係です。

 大家さんは、社会的にもステイタスがあり入居者にとっては親代わり
 でもあります。同等のレベルではありません。時として親である以上
 アパートで共同生活していくうえでの指導やアドバイスが必要な時もあります。

 そういう意味で私は、大家さんという商売は、「儲かる。儲からない。」
 は別にして、なかなかいい商売だなと感じるときもあります。

 入居者に家賃という対価を頂いても「ありがとうございます。」とは
 一言も言わないでしょう。大家さんは家賃を払うのが当然だと思って
 いるからです。

 ここに大家としての『旨み』があるような気がします。

 話は脱線しましたが、大家さんが一度店子の身分になってみることは
 大切なことです。





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   解き明かします。               
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   ★アパ、マン経営の秘密とはこれまでの賃貸住宅経営を
     否定することから始まります。


 
 

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